現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はラバーズオラクルを取り上げます。
ハート型のロマンチックなカード!
一見チョコレートの箱と見間違ってしまいそうなパッケージ。
カードはハート型になっており、女性を中心に爆発的にヒットしました。
メーカーはアメリカのUS GAMES SYSTEMS。
老舗メーカーの商品で安心感があります。
作者はトニー・カーマイン・サレルノ氏。
この方のイラストですが、けっこう人によって好き嫌いがあるようで、ハート型にひかれて買ったけど、絵がどうも好きになれなかった、とおっしゃる方もいらっしゃいました。
好きな方はタッチが好きとか、色づかいが好きとか、ちょっとキモカワなところがいいとか、そういった評価をされています。
なおややセクシャルなイラストも含まれているのでご注意ください。
気になるサイズ感は?
特殊な形状のため計測が少し難しいのですが、カードの大きさは約10.2センチ×約9センチで、オラクルカードのサイズとしてはやや小さめくらいかな、と思いきや、実際見てみるとけっこう大きく感じられます。
ハートのふくらみのせいでそう思ってしまうのでしょうか?
カードは44枚入りのものと45枚りのものがあるらしく、何回かの改訂の後に枚数に変動があったようだということです。
現在Amazonなどで入手できるものは45枚入りだそう。
どんなカード?
カードには愛に関する言葉が記載されていて、さほど難しい英語でもなさそうですが、やはり英語が苦手だという方には厳しいもののよう。
オラクルカードらしく、ポジティブなメッセージがほとんどですが、時に厳しい内容も見られるとか。
天使や妖精系のカードに慣れている方は、シビアな内容だと感じるかもしれませんね。
カードに叱られている感じがする、とおっしゃる方もいたほどですので、やさしくなぐさめてほしいと思ってオラクルカードを使う方には不向き。
それでも絵がお気に入りのカードはお守りにしたり、飾ったりすることでサポートが期待できそうです。
見た目がかわいいのでプレゼントにされる方もいるとか。
残念ながらオラクルカードなどによくある「日本語解説版」が存在しないため、翻訳で苦労されている方が多数おられるようですね。
海外版のもので日本語解説つきのオラクルカードが徐々にですが発売されていますから、こちらもゆくゆくは発表されることを期待いたしましょう。
ただし単語としては難しいものはあまり使われていませんので、Googleレンズなどでさっと翻訳する方も増えています。
リバーシブルタイプのカードなので好き嫌いが分かれそう
カードが独特の形になっていますが、上下を間違うことがない点は安心できそうです。
ただしオラクルカードに慣れている方でも、この形状ゆえにシャッフルしづらいと感じるかもしれません。
しかも片面にイラスト、片面に文章のリバーシブル構造になっているため、通常の横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという方法もとりづらくなってしまっています。
大きめの袋に入れてブラインドで1枚引いたり、上から何枚目のカード、と決めて引いたりするやり方がポピュラーになっているとか。
そのため好みがわかれるようです。
もちろんオラクルカードですので、引く時には「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意が必要です。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
英文になりますが、使い方については解説も載っていますので、翻訳ソフトなども使いつつ、カードを引く前にじっくり読んでみては。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
ちなみにこちらは人気ゆえに海賊版も確認されているようです。
海賊版はカードの大きさが小さく(8センチ前後の大きさらしいです)、箱も小ぶりになっているとのこと。
購入は信頼のおける店でするように気をつけてください。