【オラクルカードレビュー】ムーンオロジーマニフェステーションオラクルカード

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はムーンオロジーマニフェステーションオラクルカードを取り上げます。

元祖月相のカード第2弾!

紫がかった月の外箱がポイント。
枕草子の一節「紫立ちたる雲」をイメージしたような幻想的なカラーリングです。
作者は占星術師のヤスミン・ポーランド氏
ムーンオロジーオラクルカード」に続く第二弾のカードになります。

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「マニフェステーション」とは願望の実現の意。
宇宙の力を伝えるカードということで、望む人生に向かうための最良の方法を見つけるのに役立ちます。
もちろん人生喜ばしいことばかりではありませんが、立ち止まることがあったとしても、それは熟考の時であったり、休息のタイミングだったりするのかもしれません。
今は何をすべきなのか、そんな時にちょっと引いてみてはいかがでしょう。

前作同様、占星術師が作ったということで、占星術の知識がないと使えないのでは、と心配になる必要はありません。
これから占い師として仕事をしていく、でも使う占術がまだ少ない…という方は、こちらを学びながら使ってみてはいかがでしょう。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ感です。
裏面は正逆の区別がつかない仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは48枚入りで、一般的なオラクルカードよりやや多め
カードはそれぞれ「新月のカード」「上弦の月のカード」「満月のカード」「下弦の月のカード」の4グループにわけられます。
これに12星座が加わり、トータル48枚となるのです。

「新月のカード」はチャンスの前ぶれを示すもの。
「上弦の月のカード」は立ちはだかる課題と7つのチャクラのうちのひとつのエネルギーをご紹介しています。
「満月のカード」では、力をかりる女神、パワーを高めるエッセンシャルオイルについての解説。
「下弦の月のカード」は解き放つべきエネルギー、癒やしのエネルギー、そして効果的なクリスタルについての記載があります。

どのカードも月に風景であったり、人物であったり、他の要素が入り込んでいるので、そこからリーディングするのでもわかりやすいという意見が多いようです。
占星術について学んではいない、という場合でも、全体的に○○色になっているのが気になるからと、カラーセラピーの概念を使ってリーディングのアウトラインを作っているという方もいらっしゃいます。

アファーメーション(肯定的な宣言)も記載されていますから、カードと合わせて参照してみてください。
またこういった月相のカードは時期読みにも使えますので、お客さまから時期について質問される時に使ったり、アファーメーション部分を鑑定のシメに使ったり、ひとつ持っていると便利です。

慣れないうちは解説書をしっかりと読み込み、知識を深めていくのもひとつの方法ではあります。
130ページ超におよぶ詳細なガイドブックもついていますので、自分の直感で読み取った内容にプラスαするとよいかと思います。

日本語版もあり安心!

カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
コチラで購入できます。