【オラクルカードレビュー】ムーンオロジーオラクルカード

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はムーンオロジーオラクルカードを取り上げます。

月相のカードのさきがけ?

神秘的な満月の外箱が人気のカードです。
毎日変化を続けていく「月」にスポットをあて、そのエネルギーが現実をつくりだすきっかけになる、というふれこみです。
月相のカードが注目されはじめたのは、このカードからかもしれません。

作者は占星術師のヤスミン・ボーランド氏
ドリーン・バーチュー博士と手がけた「エンジェルアストロロジー」でも知られていますね。

月の満ち欠けは人にも影響をおよぼすとされています。
潮の満ち引きが影響を受けるように、人体の中の「水」が影響を受けるせいです。
月と同じように繰り返すリズムや流れを人生にも当てはめてみると、なるほど同じようにパターンがあることに気づかされるでしょう。

いったい今がどんなタイミング、どんな時期、こういったことを知ることで、人生の流れを読み解いていきましょうというカードなのです。
占星術師が作ったということで、占星術の知識がないと使えないのでは、と心配になる必要はありません。
瞑想にお使いになる方もおられるそうです。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ。
裏面は月の満ち欠けを表していて、正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数になっています。
カードはそれぞれ「月の満ち欠け」「スペシャルムーン」「新月+12星座」「満月+12星座」の4グループにわけられます。
「月の満ち欠け」はいわゆる月相のカードで上弦の月・十八夜などそれぞれに特有のパワーがあるとされています。
「スペシャルムーン」は日食や月食、スーパームーンなど特別な月のカード。
それゆえ特別なことを読む時にヒントを与えてくれるでしょう。
「新月+12星座」と「満月+12星座」は12星座をめぐっていく新月と満月のカード。
月と星座の特性を合体して解釈していくことができます。

解説は西洋占星術に基づいたものになっていますが、月の教えなど、詳しい知識がなくても楽しめるように工夫されています。
慣れないうちは解説書をしっかりと読み込み、知識を深めていくのもひとつの方法ではあります。
詳細なガイドブックもついていますから、自分の直感で読み取った内容にプラスαするとよいかと思います。

日本語版もあるので安心して使える!

カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
すでに日本語版が浸透しているため、英語がよくわからない方も安心ですね。

コチラで購入できます。