【オラクルカードレビュー】オラクル・オブ・ザ・ユニコーン

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はオラクル・オブ・ザ・ユニコーンを取り上げます。

ユニコーンらしいユニコーンを楽しめる!

聖獣の中でも特に人気のあるユニコーンをモチーフにしたカード類はこれまでいろいろと出ていましたが、こちらは海外版(英語版)しかなかった頃から人気の高かったカード。
ブルー系の中に白のユニコーンの尾やたてがみがよく映えた外パッケージでおなじみです。
メーカーはBLUE ANGEL
フェアリーテイル・オラクルカード」などでも知られていますね。
作者はコーデリア・フランチェスカ・ブラブス氏
そして何とユニコーンの絵柄は14名ものアーティストが担当。

実にパワフルで力強く、そしてやさしく癒やしてくれる…ユニコーンのさまざまな一面がカードにいきいきと描かれていますね。
今までのただかわいい雰囲気重視であったり、ほわっとしたやさしいイメージの強いカードとはひと味違う躍動感が大人気。

そしてこのBLUE ANGEL発行の「Oracle of the Unicorns」日本語版認定カードもついに登場しました。
付属解説書は英語版の説明書を日本語訳したものが封入されているので、翻訳の手間がなくすぐに占えるようになっています。
画像つきでカード1枚1枚丁寧な説明がついているのはうれしいポイント。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9.5センチ×約14センチと、オラクルカードとしてはだいぶ大きめになっています。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数になっていますね。
ユニコーンは古くアトランティスの時代から、私たちの次元上昇に手を貸してくれていた存在なのだといいます。
そんなユニコーンのパワーをカードを通して受け取ってみませんか。
傷を癒やしてくれるカード、とも呼ばれているそうですので、癒やしが必要と感じる方には特におすすめです。

しかし残念ながら外箱が解説書に合わせた大きさになってしまっているため、カードと箱の間に隙間があり、振ると音がします
そのため持ち歩き用には別にポーチを使うなどした方がよさそう。
このまま持ち歩くと確実にカードの角などにダメージがいってしまいますね。
箱が大きくなる関係上、スペースをとるというご意見もありました。

逆光なのか黒い馬なのかわかりませんが渋い雰囲気の「ANGER」、2頭のユニコーンがシンクロ走行しているような「PARTNERSHIP」、親子? のユニコーン「GROWTH」、背景の緑が神々しい「LEADERSHIP」など、ながめているだけでも浄化されていくような気持ちになれます。

大きさゆえ飾って楽しむ派がやや優勢か

先ほども記載したようにカードがだいぶ大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
しかしやはり大きすぎ、かつ美しすぎて実占用にするにはもったいないと、コレクションアイテムとして持たれている方が多いようです。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。

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