現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はパストライフオラクルカードを取り上げます。
前世(過去世)がテーマ!
「心の奥の扉を開くオラクルカード」ということで、おそらく多くの方が興味をひかれるであろう前世にスポットをあてたカード。
作者はおなじみドリーン・バーチュー博士とブライアン・ワイス博士。
ワイス博士は前世療法の世界的権威だそうです。
自分の前世(過去世)を知りたいと思う方は、お客さまだけではなく占い師側も含まれるかもしれませんね。
過去世だけではなく、いつも同じような失敗をしてしまう、似たようなダメな異性に惹かれてしまう、といったパターンの正体をも教えてくれるのだといいます。
自分の足かせになっているものは何なのか、これを知るだけでも今後の手がかりになることでしょう。
過去に執着するのはあまり好ましいことではありませんが、よりよい未来のために過去を紐解くことは非常に有効。
自分では気づいていない部分をあぶり出すカードともいえるでしょう。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしい大きさになっています。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは44枚入りですが、美しい絵柄ながら全体を通してややダークな雰囲気の絵柄になっています。
やはり「過去の問題」にスポットをあてるがゆえのことなのかもしれませんね。
仏像がインパクトのある「ASIA」のカードや、ピラミッドの「EGYPT」のカード、バラのつぼみの「LOVE LIFE」など、ややセピアカラー風のカードも含まれています。
まずは1枚引いて、じっくり眺めてみてください。
なかなか前に進めない、という場合そこには必ずブロックするようなものが存在しています。
お金に対するブロックがあるとお金が入ってこなくなる、異性に対するブロックがあると異性が近づいてこなくなる、このようなブロックは早々に取っ払い、いろんなものを自由に受け取ってよいのです。
受け取る「許可」をするためにも、原因は何かをさぐっていきませんか。
過去世ならおまかせ! のカード
カードはつやのあるコーティングがなされているせいか、カードがくっつきやすい、シャッフルの時に引っかかりやすい、というご意見がありました。
カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
特に過去世や、現在まで影響している過去の出来事に関しての質問は得意分野である、ということなので、絵柄やカードの名前などから感じるものを受け取ってみてください。
もしかすると、忘れていた過去の記憶がよみがえってくるかもしれませんよ。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
なおドリーン・バーチュー博士がオラクルカードの製作から卒業されたことにより、順次製造終了となるそうです。
これから入手しようという場合にはご注意ください。
現状はコチラで購入できます。