【オラクルカードレビュー】天使のメッセージ (4) ANGEL CARD

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回は天使のメッセージ (4) ANGEL CARDを取り上げます。

クリスマスにぴったりな絵柄が人気!

中森じゅあん氏の「天使のメッセージ」シリーズの第4弾。
「52の天使からの愛と幸せの贈物」というサブタイトルがついています。
そのサブタイトル通り、1枚1枚違う天使の絵柄になっているそう。
少しクリスマスカードっぽい雰囲気のものが多いように見受けられます。
メーカーは大和出版
こちらはトランプとしても使える仕様になっているので、カードの左上にトランプのマークなどが入っています。
上部中央にはメインタイトルとなるカード名称。
日本語表記になっているので、英語が苦手という方も安心です。
カードの下部には短いメッセージが入っていますが、平均3行くらいのボリュームのため、少し字が小さく読みづらいと感じるかもしれませんね。
ちなみに使用されている天使のイラストは18世紀から19世紀にかけて描かれたものなのだそう。
宗教画などがお好きな方は気に入るのではないでしょうか。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ。
ちなみに裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

先ほども申し上げたようにカード枚数は52枚で、こちらは一般的なオラクルカードよりやや多め
トランプとしても使用できるタイプですので、ジョーカーも当然入っているのですが、今カードでは通常のトランプとは違い、仮にババ抜きをしたとすると、最後にババが残ってしまった人は「幸せのメッセンジャーである天使が来てくれたラッキーパーソン」の扱いになるそうです。

オラクルカードらしく、ネガティブな雰囲気がないところもポイント。
どのカードもやさしい気持ちになれるものばかりで「やさしさ」「光」「寛容」「信頼」など、イヤなイメージのワードがありません。
落ち込んでいる友人に使ってあげた自分がもやもやしている時に引いてみた、など、立ち止まってしまっているような状況で使うとよさそうです。
特にカードを引いて、これまでとは見方を変えることで道が開けたり、もやもやがなくなった、というご意見もありました。
付属の解説書は50ページ弱のボリューム。

新装版が発売!

カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
引く時には「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
今回はカード名称が日本語になっているので、カードから受けるイメージよりも、カード名称からのイメージが先に出てくるかもしれませんね。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
もちろんピンときたカードをクリアファイルなどに入れて持ち歩いてもOK。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
こちらのカードは絶版になるというお話もありましたが、どうやら装いも新たなバージョンが発売されているとのことです。
ただそれゆえ、これまでのタイプについては今後手に入りにくくなりそうです。
気になった方はお早めのチェックをおすすめします。