【オラクルカードレビュー】ザ・マップオラクルカード

※写真は旧仕様

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はザ・マップオラクルカードを取り上げます。

「人生の旅」がテーマ

某カード販売会社のスタッフの方も「大変オススメです」とお客さまにすすめていたというオラクルカード。
実は発売以来、非常に人気のベストセラーカードなのだそうです。
2023年には新装版として箱やカードなどのデザインも一新されました。

テーマが「人生の旅」ということで、自分は人生のどのあたりにいるのだろうかというのを示す「魔法の地図」をイメージして作られているのだとか。
作者は「GOODタロット」でもおなじみコレット・バロン=リード氏
アートワークももはやおなじみと言ってよい、ジーナ・デラグロッタグリア氏の担当。

確かに人生でつまづいてしまったら、あどどのくらいこの苦しみが続くのかとか、どっち方向に行けばいいのか、わかるようなガイダンスがあればいいなと感じることはありますよね。
今回のカードの中には「人生の旅」を続ける上で通過したり、遭遇するようなニュアンスのモチーフが多数登場します。
「危ないキケン」のような警告を表すものもあるようです。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ感。
またオラクルカードとしてはめずらしく、逆位置にも対応しています。
逆位置 = ネガティブな意味、という単純なものではなく、警告や注意喚起のようなニュアンスになるのです。
注意すべきポイントをしっかりおさえることで、困難を乗り越えるのに役立ちます。
裏面は正逆の区別がつかない仕様ですが、逆位置をとらなくても十分楽しめる内容になっています。

どんなカード?

カードは54枚入りと、一般的なオラクルカードよりやや多め。
人間がヤドカリのような姿をした「Slow and Steady」、氷の宮殿のような「Ghostlands」、絵画のように幻想的な「Sacred Pool」、旅にはかかせない「Compass」など、ユニークなカードばかり。

一般的なオラクルカードと比較すると、メッセージがやや辛口な印象を受けますが、そこがイイとおっしゃるファンの方も多いようです。
実際使っていらっしゃる占い師の方にお話をうかがうと、男性のお客さまに人気が高いとのこと。
ハッキリした結果を求めるお客さまや、占い関連の求人に応募した際の実技試験向けとしてもおすすめです。

立ち位置の確認に役立つかも

カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
今どこにいるのか、立ち位置を確認したい時にも役立ちます。

コチラで購入可能です。