【お客さま素朴なギモン】ペンデュラムが動きません

鑑定中にふとお客さまから寄せられる「素朴なギモン」にフォーカスするシリーズ。
「急に言われても…」とあわてることなく、転ばぬ先の杖的に知っておいて欲しいお話をご紹介していきます。

Q. 先日の占ジョブさんのペンデュラムの選び方のコラムを見てやってみたいと思い、購入してみたところまったく動かず困っています。
何かコツのようなものはありますか?

占い師にもお客さまにも人気だけど…

占い好きのお客さまで、自分でもダウジングをやってみたい、とお考えの方や、セカンド占術としてダウジングをやりたい占い師さんが増えています。
過去記事はこちらです。

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しかしながらこういった方からよくおききするのが「ダウジングには興味ありますがペンデュラムが動かないんです」というもの。
さてどうしたらよいのでしょうか。

実はペンデュラムが動きやすい人とそうでない人がいます。
占い師の中でもペンデュラムが動かないという人がいるのです。
つまり合う合わないがあるわけなのですが、合わないです、はいそうですかとカンタンにあきらめられないのが人間。
いやー、やっぱり動かせるようになりたいです、というお悩みをよくききます。

業界で話をきいてみると、実は大人になるほど動かないと悩む人が増える、というのです。
潜在意識とつながって答えを出すとされるダウジングですので、潜在意識のままに生きている子供世代の方が動きがよい、という意見があります。
自分の本音の部分が伝わりやすい流れができているのですね。

どうしても大人になってくると、いろいろとまわりを気にしながら生きていくことが増えてきます。
学校や会社でのルール、常識、そういった部分にとらわれなければならない場面に遭遇しがちです。
自分はこうしたい、と思っていてもまわりがそれについて否定的な雰囲気であれば、表に出すことなく飲み込んでしまったりするのです。
これが積み重なると思い込みに直結していき、何かの折に「ちょっと待った!!」と制限をかけるようになっていきます。
実はここが大きなポイント。
無意識下ではペンデュラムが動くベースがあるのに、いやこんなはずはない、たまたま座り直した時に動いただけだ、などと考え、動きを止めてしまうのだというのです。
ペンデュラム動くなんてどうせウソでしょ、と思っている場合も同様。
しかし無意識部分は当然表面化していませんから、それが原因で動かないとは気づかないのです。
では特にこれから占い関連の求人に応募して実技試験で使おうと思っているのに動かない、試験に間に合わない、と焦ってしまっている方はどうすればいいのでしょうか?

「動かない」ではなく「動かなくしている」

さてここでちょっと立ち止まって考えてみてください。
「動かない」わけではなく「動かない状態を作り出している」のですから、この状態を変化させればいいのです。
毎日毎日少しずつでもいいからペンデュラムに触れて練習してみてください。
実はよく観察していると、まったく動かないわけではなく「少しは動く」「動くけどすぐ止まる」という微妙な変化が起こっているのです。
動きが安定せずすぐに止まったとしても、「動かない」ということではありませんので、少しずつ変化が表れていることが実感できるようになるでしょう。
そうなると「ああ、確かに少しは動くようになったかも」「意外とやればできるのかな」と感じるようになり、自分はダウジングできるじゃないか、と潜在意識に覚えてもらうのです。
そうすると「動くなんてウソ」「全然動かないじゃん、ダメだな」という思い込みがなくなっていきますので、だんだん動くようになるのだといいます。
そうなったらしめたもの。
泳げるようになるのと同じように、普通に動かせるようになるのだそうですよ。
少しずつでいいのでペンデュラムに慣れていきましょう。