浄化が必要なワケ

運気が回復するといわれている浄化。
しかしほとんどの人は意識したこともなければ、何をすればいいのかもわからないのではないでしょうか。
浄化がなぜ必要なのかについて解説いたします。

すべてのものにある「気」にかかわってくる!

世の中のものすべて「気」と呼ばれるものをもっています。
人でも、モノでも、場所でも持っているものです。

たとえば「○○さんと一緒にいると何か重苦しく感じる」「○○の部屋には長居したくない」というようなことはありませんか?
…あまりよくない「気」がただよっている可能性があります。
これをスッキリ気分よいものに変化させよう、というのが浄化です。

たとえば玄関やオフィスのエントランスなどは浄化におすすめのエリアです。
ここが悪い「気」で満たされていると、出入りする人も少なからず影響を受けてしまいますし、最悪の場合商売をされているところなら、集客にも影響があるといいます。
またトイレも比較的狭い空間のため、悪い「気」がこもりやすいとされています。
定期的に浄化が必要なところといえるでしょう。

浄化って何をするの?

では具体的に何をしたらいいのか? ということですが、手っ取り早いのはズバリ「掃除」です。
親御さんにさんざん片づけしなさいと言われ、うんざりしている方もいらっしゃるかもしれないのですが、実は絶大な効果があります。
特に玄関は家の顔となる部分ですから、念入りにきれいにしておく必要があるのです。

きれいにするのが面倒ですか?
すっぴんで出かける人はあまりいないでしょうし、少なくとも毎日お風呂に入ったり洗顔したりされているはず。
玄関も同じなのです。

また玄関にはひとりにつき1足の履物だけを出すようにし、余剰は靴箱にしまっておくのがよいとされます。
届いた宅急便などの荷物をそのまま玄関に置きっぱなしにするのもNG。
とにかく「気」の流れをさまたげるような「ジャマなもの」は徹底的に片づけて、通りをよくすることを心がけましょう。

換気にも注意!

コロナ問題により換気に気をつけている方もおられると思いますが、ふだんから空気の入れ替えは意識しましょう。
「気」が滞っているところはエネルギーがダウンしていきます。
ですので季節にかかわらず、部屋の空気を入れ替えることは必要になるのです。

カーテンや雨戸も閉めっぱなしにせず、適宜開け閉めして光も通すようにこころがけましょう。
特に悪い「気」がこもりやすいエリアがきれいになったら、それ以外のところにも手をいれていってください。

よくある「気」の流れをさえぎっている例!

不思議なのですが、金銭的にゆとりがない家ほどいらないものが多いということがわかっています。
ムダな買い物をしてしまうのでお金がなくなってゆく、ということのようです。
そして「いつか使う」と思っているので捨てることができなくなる…の繰り返しでそうなってしまうとのこと。
ですので「もったいない精神」はいったん置いておき、いらないものを掃除のついでに処分していくことが大切です。
床に置いたダンボールでつまづいてしまうようでは、当然「気」の流れをさえぎってしまっていますよね。

浄化に最適なアイテムの代表・塩と酒

業界の方の話では、塩水で拭き掃除をする、ということも効果があるそうです。
しかしながら塩が残ってざらつくのではないか、と心配な方もおられるでしょうから、玄関まわりなど最終的にさっぱり洗い流してしまえるエリアで使うのがよいかもしれません。

さて塩が浄化に効果的である、という考え方はどうやら日本に限った話であるようで、一節には海(=塩水)で禊(みそぎ)をして身を清めたところからきたという話や、相撲のように、塩をまくことで邪気払いをする風習がもとになったという話など諸説あります。
お通夜の後に、袋に入った「お清め塩」をふりかけてから玄関に入る、という風習もいまだ残っていますね。
いずれも悪い「気」を入れないことに重きをおいていることがわかります。

また家を建てる際の地鎮祭においてはお酒が使われます
神棚にもお酒がそなえられ、お酒や塩は神さまへのお捧げものであると考えられているわけです。
お捧げし、神さまのお力によって悪いものを祓っていただくのですね。
しかしお酒といっても「醸造酒」ではなく必ず「清酒」と書かれているものを選んでください。

もっと手軽な浄化方法はないの?

自然の中でゆったり過ごすことも浄化には効果的といわれています。
緑の多い公園や滝、山や森の中で過ごしてみるとよいでしょう。
コロナ問題により遠出が難しい状況になってはいますが、近場でも自然豊かな場所はあるかもしれませんので、そういった場所でゆったりのんびり過ごしてみるのがおすすめ。
鳥のさえずりや川のせせらぎなど、自然の音には浄化作用があるとされていますから、意識してよくきいてみましょう。
ちなみに神社やお寺に参拝することも浄化につながると考えられているので、お出かけついでに立ち寄ってみては。

先ほど自然の音には浄化作用がある、と申し上げましたが、こういった自然界の音には「1/fゆらぎ」というものが含まれています。
この「1/fゆらぎ」は五感を通して人間の生体リズムと共鳴することで癒やされる、心地がいい、と感じるのだそうです。
いわゆるヒーリングミュージックの類にはこの「1/fゆらぎ」が使われていますので、なかなか外出できない方は利用されてみてもよいでしょう。

何もしなくても悪い「気」はたまっていく!

何げなく毎日過ごしていても、少しずつ悪い「気」がたまってしまったり、他の方からもらってしまったりすることもあるそうです。

調子が出ない、何となく気分がすぐれないなど、気になるようでしたら浄化してみることで改善が期待できます。
リフレッシュする、という観点でもよろしいでしょう。
充実した毎日のために、意識して浄化をとりいれていくことをおすすめします。