【占い1年生】業界の先輩が教えてくれた、リピーターが増える占い師とは

多くの”占いを仕事にしたい”人からのリクエストにお応えしてスタートした「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、リピーターが増える占い師とはどんな人なのかについてご紹介してまいります。

つきまとう「集客問題」

占いサイトに所属するにしても、個人でやっていくにしても、集客の問題は常につきまといます。

サイトに所属している場合、新人の頃は特別なマークをつけてくれたり、またキャンペーンなどでも対象占い師として紹介してくれたり、それなりの恩恵を感じるかもしれません。
しかし個人でやっている場合、集客は自分でやっていかなくてはなりません。
感触がよかったお客さまがいたとしても、なかなか思うようにお客さまがついてくれない、と悩む方は多いようです。

中には自分のテクニックがいけないのか、雰囲気が悪いのか、何だかよくわからず迷走してしまったり、しばらくお休みをしている間にかえってお客さまの足が遠のいてしまった、というケースも。
さてどうしたものでしょう?

お客さまはどこを見ている?

当然といえば当然ですが、占いのテクニックや魅せ方といったものは、最低限必要なポイントです。
「何だこの程度か」「これなら自分でもできる」などと、お客さま側に思われてしまっては意味がありません。

カードのシャッフルやカットがカッコいい、というのも少し違います。
確かに見ていて「おお!」と思われることはあるでしょうが、お客さまが期待しているのはあくまで占いの方であって、それまでのテクニックではありません

ではお客さまは何を、どこを見ているのでしょう?
昭和の時代には独特なファッションの占い師の方、個性ゆたかな占い師の方が多数おられました。
独自の決めゼリフなどを発してから結果を出してくるとか、必ずこのカラーの服をお召しであるとか、とにかく「一度見たら忘れない」という方が多かった印象です。
また話術が独特であり、飽きさせない占い師も、お客さまからは強い印象として残るといいます。
ただ口調がやわらかいとか、やさしいというだけでは少し物足りないのかもしれません。

こういったものにプラスして、お客さまの本音を引き出したり、重い口を開かせたりといったテクニックがあるとなおよいですが、やはりお客さまとの信頼関係もある程度必要になるでしょう。
どんな人であっても、この人になら何でも話せそう、と感じると、あれもこれも話してしまいたくなるものなのです。

もう吐き出すものが何もないほどすっかり出しつくしてしまえば、お客さまもすっきりしますし、ふだんなら口にしない素の部分から、本当は何を望んでいるのか占い師側も知ることができるので、より深い鑑定につなげていくことができます。

待機時間や価格はどうか?

そしてもうひとつよく言われるのが「ランチに行こうと思って出かけたら、お気に入りの店が臨時休業でがっかり」というような話。
これを占いに当てはめるならば、占ってほしい時にいつでも予約がとれるとか、いつサイトを見ても待機していてすぐ鑑定を頼める、ということでしょうか。
占い関連の求人における面接の場で待機時間についてきかれることが多いのは、こういった側面に由来すると考えられます。

さらに一歩踏み込むならば、最近よく言われる「コスパ」も大切です。
「エッ、この値段でここまでみてくれるの!? 」とお客さまがびっくりするような内容だとインパクトは抜群です。
「珍しい占術で鑑定します」ももちろんよいのですが、それに付随してプラスアルファのサービスを、お客さまのニーズに合わせて提供してあげると喜ばれるそう。

時には「占ってもらう側」に

それでもピンと来ないなら、今評判の占い師の先生を見つけ、実際に鑑定してもらいましょう。
自分で体感してみることで、今の自分には何がたりないのかもわかるでしょうし、なぜこの人にはリピーターがこんなにいるのか、の理由も肌で感じることができるでしょう。
ひとりだけではなく、何人かの鑑定を受けてみると共通点が浮かび上がってきます
そこをしっかり押さえ、自分にたりないものを補いつつ日々がんばっていくことで結果はまた変わってくることでしょう。

◯他の先生にはない「ウリ」はあるか?
◯お客さまにどんどん話をさせ、きく姿勢をなくしていないか?
◯待機時間は十分か?
◯いつも全力で鑑定にのぞんでいるか?
◯鑑定のコスパはどうか?

こういったポイントをチェックしながら、決してあきらめることなく鑑定を続けていってみませんか。