占いの世界ではメジャー!
占い業界・スピリチュアル業界において、非常によくきかれるワードのひとつ「神聖幾何学模様」。
字面からして何やらすごく難しそうなジャンルのように思えますが、実は案外身近なものであるようです。
神聖幾何学模様のひとつのポイントとして、目に入るとなぜか見入ってしまう、何となく落ち着くなど、イヤだなと感じる意見よりも肯定的な意見が多いことがあげられるでしょう。
どうやらこの神聖幾何学模様というのは、森羅万象を示しているという説があるそうです。
完全なる調和、無条件の愛の象徴などとも言われていて、最近ではこの神聖幾何学模様をアートの世界にも取り入れる方がいるのだとか。
曼荼羅のような図柄を見たことがあるかもしれませんが、神聖幾何学模様を書くワークショップなども行われるようになるほど需要があるというのです。
なぜそこまで人々を魅了するのでしょう?
一番人気は「フラワー・オブ・ライフ」
中でもよく知られていて、人気のある神聖幾何学模様のひとつが「フラワー・オブ・ライフ」。
このもようが天然石に刻印され、ブレスレットなどに使われていることも。
先ほどもなぜか見入ってしまうという方がいると申し上げましたが、美しいと感じさせる要素のひとつに「黄金比」と呼ばれるものがあります。
これはもっとも美しいと感じる比率とされているもの。
ロシアの数学者が発案し、その後黄金比と名づけられたそうですが、1:1.618というのがおおよその比率となっています。
何と「フラワー・オブ・ライフ」はすべての花びらが黄金比で配置されているそう。
さらに驚くことに、こういった幾何学模様が植物にもみられることがわかっています。
一例としてよくあげられるのがヒマワリの中心部分。
お家でヒマワリを植えていらっしゃる方は注目してみてください。
このように幾何学模様というのは、意外にふだんから目にしており、なじみ深いものなのです。
幾何学、といえば数学ですが…
幾何学は数学の1ジャンルですが、三角形や四角形といった単純な図形を組み合わせてつくりだされる模様 = 幾何学模様の中でもとりわけ神聖な力があると考えられているものを神聖幾何学模様と呼んでいるようです。
神聖な力を持つ、ということはすなわち強力なパワーがあったり、強烈なヒーリング効果が期待できたりするわけですから、これをとり入れることでプラスになる、という考え方なのですね。
占いの求人に応募していざ実技試験、となると緊張してしまうのでお守りがわりに持っているという方もいるようですから、効果の大きさがわかります。
確かに規則的にきちっと並んでいる神聖幾何学模様は、森羅万象に通じている、ひいては宇宙にもつながると考えられているようです。
宇宙のエネルギー由来の神聖な波動が見込めるということでしょう。
だからこそ、ワークショップなどで自分で神聖幾何学模様を書いていくことが流行っているのかもしれませんね。
占いの道具同様に本人の波動を宿し、そばに置くことでより一体感を強めていくことが期待できるからです。
こういったことから、そばに置くだけではなく身につけてもいいということで、先ほどの天然石のビーズやペンダントトップに神聖幾何学模様を刻したものに人気が出てきています。
ご自身で書くのが難しい、面倒だという方は、てっとり早く神聖幾何学模様のついたアイテムを入手するのがよさそうです。
他にはこんな種類も
さらにもっと単純な神聖幾何学模様として正多面体(すべての辺が同じ長さ、すべての面が同じ形をした立体)があります。
アストロダイスを使われる方にはおなじみの「正十二面体」もそのひとつ。
太古の昔、こういったものは神が作りしものとして神秘的な力があるものと考えられていたのだそうです。
また円と六角形、そこに複雑に線が交わるような形をしている「メタトロンキューブ」も神聖幾何学模様のひとつです。
結界としても使えるということで、スピリチュアル業界では特に人気が高いよう。
カバラなどを学んだ方であればおなじみの「生命の樹(セフィロトの樹)」も神聖幾何学模様です。
ペンデュラムを使われる方は、マカバ(マルカバスター)と呼ばれる形のものを見たことがあるかもしれません。
一見すると星型に見えますが、正式には星型二重正四面体と呼ばれる神聖幾何学模様なのだそうです。
このように業界では非常にメジャーな模様になっていますので、お好みのものがありましたらぜひ近くにおいてみましょう。