白い光が魅了する…
占い師だけではなく、ヒーラーの方々からも好まれている「セレナイト」。
白い光に包まれたような幻想的なカラーリングを見ているだけでも心が洗われていくようです。
セレナイトは和名では「透石膏(とうせっこう)」と呼ばれています。
セレナイトという名前は月の女神セレーネ(serena)からきている、ギリシャ語の月を意味する「selenites」からきているのではないかと言われているそう。
確かに光の近くに置くと、うっすらと浮かぶ白い色味は、青白く光る月を連想させますね。
透石膏、つまり石膏(ジプサム)系の石は世界中から算出されるのですが、中でも無色透明なものをセレナイトと呼びます。
しかし見た目には白っぽくしか見えませんね。
実は繊維状の結晶により白く見えるのです。
結晶というと雪の結晶のようなものをイメージされるかもしれませんが「繊維状」となりますと細長く結晶するという意味あいです。
細長い結晶が一定の方向に並んで、それがさらに成長すると、こんな質感になるのだそうです。
光が当たる角度が変わるとまた雰囲気を変えてくれるので、多くの人がその輝きに魅せられてしまい、人気が上昇するがゆえに値段もあがってしまっているとか。
その場の空気をも変える!?
浄化に使える石はいろいろとありますが、とりわけ強力な浄化の力、癒やしのパワーを持つ石として、最近セレナイトの注目度が急上昇しているとのこと。
その場の空気を変えることができるほど強い浄化作用があるということで、自宅のサロンに置いている方もいらっしゃるのだとか。
場の空気を変えることができるなら、人間関係もよくできそうな気がしますよね。
実際こじれた人間関係に対しても、ムードをよくする力があるとも言われています。
「ねえ、これきれいな石ね」とふと手にとった瞬間に、これまでギスギスしていたことがどうでもよくなってしまう、ということでしょうか。
仮にそうであるなら、ひとつ持っておいてソンはなさそうです。
癒やしや浄化に抜群
先ほども申し上げたように、癒やしや浄化の力が抜群に強いとされているので、強いストレスをかかえていたり、不眠でしんどい、心ない言葉で傷つけられた…というような時に強さを発揮すると言われています。
ふだんの生活では、どうしても誰かとかかわらなければいけません。
占い師も仕事とはいえ、さまざまなお客さまを相手にしなければなりませんし、そのお客さまも家族や会社、友人との関係があり、日々お悩みがつきないものです。
どうしても軋轢がつきまとったり、時には妥協して自分を殺したりしなければならないこともあるでしょう。
そんな時にセレナイトをおすすめしてみてください。
サロンなどにあるなら、実際手にとってお客さまにじっくりながめてもらいましょう。
今日はあまりいい鑑定ができなかったな、と感じる占い師にもぜひ手にしていただきたいものです。
第7チャクラに対応!
ちなみにセレナイトは7チャクラを活性化させてくれるといわれています。
7チャクラは宇宙とつながり、エネルギーを受け取るセンター的な役割を果たすところ。
しかし時にこの7チャクラにサイキックアタックが影響したり、日々いそがしかったりしてこのセンターのアンテナの感度が鈍ってしまうそうなのです。
サイキックアタックについては過去記事でもご紹介しています。
業界でもよくきかれるワード! 占い業界でしばしば出てくる「サイキックアタック」。どの占い師も気をつけるべきと考えられています。 サイキックアタックというのは、周りの人からのエネルギーの影響のことです。業界の人の話では「占い師の[…]
もし今セレナイトに強烈に惹かれるなら、そろそろ宇宙からのメッセージをちゃんと受け取りませんか? の合図かもしれない、と指摘する業界の先輩もいらっしゃいます。
取り扱いに要注意
大変残念なことに、セレナイトは大変硬度の低い石で、一番硬いダイヤモンドが10とするなら、セレナイトは2ぐらいになってしまいます。
硫酸カルシウムが主成分であることからも、湿気に対する弱さがあるので、取り扱いには気をつけましょう。
浄化の時も太陽光や流水による方法は使えません。
ホワイトセージや月光浴、クリスタルチューナーなどで行いましょう。
取り扱い注意という点では、以前ご紹介したデザートローズ(砂漠のバラ)と同様です。
デザートローズはセレナイトの変種にあたります。
Q. 時々どうも苦手なタイプのお客さまがきます。他のお客さまには恵まれているので、鑑定場所を変えたくありません。何か対策はありませんか? 波動が下がると苦手な人が来る!? 同じ周波数同士が引き合う、とよく言われますが、波動が下[…]
最近ではタワータイプのセレナイトが人気となっていますが、くれぐれも落としたりしないように気をつけましょう。