【占い1年生】占術を増やしたい時に気をつけたいこととは

多くの”占いを仕事にしたい”人からのリクエストにお応えしてスタートした「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、占術を増やす時の注意点についてご紹介してまいります。

占い師になるなら占術は複数あった方がよいけれど…

占い師になるにあたり、最低でも2つくらいは使える占術があるのが好ましいですが、ひとつ強みがあればその占術専門占い師として名のりをあげることができます。
ただこれから占い関連の求人に応募しようと検索した時に、占術がふたつ以上あることという条件で応募できなかった、というお話も聞こえてきているので、自分の武器をどう増やすか気になっている方もいるのではないでしょうか。

ベストなのは、命・卜・相の占い3グループの中からひとつずつできること。
これについては過去記事でもおさらいしてみましょう。

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自分の占術以外にも気になるものが出てきたら

さて自分はこれがやりたい、と決めて勉強を始めたはいいのですが、どうしてもそのやりたい占術が心もとない、あるいは他の占術も気になっている、ということがあるかもしれません。
その場合は、遠慮なくその「気になる占術」にアプローチしてみてください。
気になる、ということは潜在意識が反応しているということでもあります。
もしかすると表面的には出てきていないけれど、その気になる方を極めるともともとやりたいと思っていたもの以上にのめり込む可能性を秘めている、ということも。

しかしながら気にはなるけれども、何から手をつけていいかわからない、誰に教わればいいのかわからない、という場合はどうしたらよいのでしょう?

占い業界の「横つながり」を強化

占い師交流会や勉強会で、席がお隣やお向かいなど近いところにすわっている人同士で名刺交換をする機会は珍しくありません。
たいていそういった名刺には、自分の占術やSNSのアカウントなどの記載があるはず。
自分と同じように複数の占術をしている方で、自分が狙っている占術をやっている方がいる可能性は十分あります。

もしくは話の中で今自分はこんなことをやってみたい、と切り出したところ「それなら◯◯先生がいいみたいだよ」という情報が入ってくることもあるそう。
実際こういう占術知っていますか、と話し始めたら「来月勉強会がありますよ。こちらの名刺のメールに案内送っておきますね」と紹介してくれた方がいて、定期的に参加できるようになった、という例もあったのだとか。

だからこそ名刺を作る時には使う占術はなるべく入れるようにしましょう。
名刺を受け取った相手も「この方はこれで占うんだ」と認識してくれます。

このように占い師の「横のつながり」をしっかり作っておくと、そのうちグループLINEに招待されたり、事務所が移転した時のお祝いパーティなどに誘われたりすることがあります。
そこでさらなる同業者との出会いから、求める占術への道が開けることもあるのです。

自分の気になる占術で有名な先生をチェック

もちろん自分でも、目指す占術で有名な先生は誰なのか、をしっかりつかんでおきましょう。
何冊も本を出しておられるような、超有名どころの先生が講演会やワークショップをされることもありますから、有名な先生だからと尻込みしたりしないようにしてください。
そしてこれまでどこで講演会をしているのか、どこでワークショップをしているのかもおさえておきましょう。
同じところで開催される可能性が高いからです。

また新刊が出る時にも出版記念としてトークショーが行われたりしますから、SNSでもフォローして見逃さないように。
実際その先生ご本人の肉声などにふれることで、この先生と自分が合っているのかどうかの判断材料になります。
たとえば本はすごく読みやすかったのに、実際講演会で声をきいたらよくききとれず、この先生から講座を受けても理解できないかも、と感じてやめたという方もおられるのです。
そういう場合は同じ占術を扱う別の先生に当たるのがおすすめです。
有名どころの先生だから万人ウケするわけではないということなのですね。

一見するとすごく時間がかかってしまう印象があるかもしれませんが、自分に合うか合わないかを見極めるためには相応の時間が必要ですし、自分の師匠となる人を焦って決めてしまうと、後で面倒なことにもなりかねません。
一生使っていく占術になるかもしれないのですから、時間をかけてじっくり取り組んでいってくださいね。