自宅にいながら鑑定を行なえる電話占い師は、しっかり稼ぎたい本業の占い師にも人気の働き方です。
しかし、電話占い師として大きく稼ぐためには、稼ぎ方のコツを押さえておく必要があります。
「電話占いは稼げない……」というイメージのまま、すぐに諦めてしまう方も少なくありません。そこで今回は、電話占い師の収入の仕組みを解説したうえで、稼げない方の特徴と、収入を上げるコツについて紹介します。
電話占い師は稼げない？収入に関するよくある疑問
前提として、電話占い師の稼ぎ方は、普通の会社員の稼ぎ方とはまったく異なるということを理解しておきましょう。
まずは、電話占い師の収入に関するよくある疑問にお答えします。
電話占い師の収入の仕組みとは？
電話占い師のお給料は、「1分〇円」といった分給制が基本になります。ただし、同じ電話占いサイトに登録している電話占い師でも、分給の設定は大きく異なり、これが収入の差になります。
鑑定人数やリピート率などの一定の条件をクリアすれば、昇給してより多くの金額を稼げるようになるでしょう。
電話占いサイトに所属したほうがいい？
電話占いサイトに所属すると、鑑定料の一部を手数料として取られるのが基本です。当然ながら、手数料の割合が大きいほど、その分手元に入る金額は少なくなります。とはいえ、自分でゼロから集客して評価を集めるのは、それなりの労力と時間がかかるものです。
電話占いサイトが持つ集客効果を考えると、手数料がかかるのも妥当といえます。集客を電話占いサイトに任せられるため、自分は鑑定や占いの勉強に集中できるでしょう。
手数料の設定は、業者ごとに異なります。取られた手数料は、サービスの宣伝・広告費に充てられることが多いそうです。
電話占いサイトに所属せず、自分で鑑定する場合は、鑑定料の未払い問題についても自分で対処しなくてはなりません。
電話占いサイトによって稼ぎは変わる？
電話占いサイトによって、分給の上限設定の有無、手数料の設定が変わります。電話占い師側に有利な条件設定であれば、その分稼ぎやすいといえるでしょう。
ただし、電話占いサイト全体の質や、集客力、サポート体制なども併せて確認したいところです。
手数料については、自分の宣伝に使われる費用、と考えるとよいでしょう。ただし、業者によってかなりの差があるため、契約の際に十分な確認が必要です。
電話占い師の稼ぎは不安定？
電話占い師の稼ぎどきといえば年末年始ですが、反対にコール量が非常に少なく、稼ぎづらい時期もあります。
個人事業主として働く場合は、やはりその人の実力に大きく左右されます。実力と集客力、クチコミ・評価などの組み合わせで、稼げるかどうかが大きく変わるでしょう。
土日祝日、クリスマス、バレンタイン前などのタイミングには、コールが特に増えます。稼ぎどきのチャンスを逃さないためにも、アフターケアのメールを送るなどの努力が必要です。
稼げない電話占い師の3つの特徴
実力と頑張り次第で大きく稼げる電話占い師ですが、やみくもに頑張るだけでは稼げないケースが多いです。
ここからは、稼げない電話占い師の特徴について詳しく解説します。
待機時間が短い
電話占いサイトに登録したばかりの頃に、まず立ちはだかる壁として、「相談者を獲得できない」という悩みがあります。実力がある電話占い師でも、最初のうちは相談者を獲得するのが大変です。
副業として電話占い師を始めたものの、そもそも待機時間が短すぎて、鑑定の機会を逃している方も少なくありません。そうなると必然的に鑑定時間も短くなり、貰えるお給料も減ります。
相談者に寄り添った対応ができていない
電話占い師側が一方的に話すのではなく、まずは相談者の声に耳を傾けるようにしましょう。鑑定結果を伝える以外に、その人が求めているものをダイレクトに与えることが大切です。
相談者が深い悩みで苦しんでいるようなら、救いとなる助言や、共感の言葉も必要となるでしょう。電話占い師側が話してばかりいると、「話を聞いてもらえない」「一方的に意見を押し付けられている」と思われる可能性があります。
自身のメンタルケアが不十分
相談者の悩みを真剣に聞いているうちに、いつの間にか電話占い師側がメンタルヘルス不調に陥ることがあります。
親身になって対応することも大切ですが、自身のメンタルケアにも十分に気を配りましょう。
相談者からのプレッシャー、深刻な悩みを聞き続けるストレスにうまく対処できなければ、収入を増やすどころか、電話占い師を続けることすら難しくなります。
特に不倫や略奪愛など、ディープな内容の相談を受けたときにメンタルの不調が起こりやすいです。相談者からのレビューについても、必要以上に気にしすぎないようにしましょう。
気持ちの切り替えが上手にできなければ、待機する気力が失せたり、途中で切り上げたくなったりするかもしれません。
稼げる電話占い師になるには？
せっかく電話占い師として働くのであれば、リピーターの途切れない、人気占い師を目指したいところです。電話占い師の競争は厳しいですが、コツをつかむことで、しっかりと稼げるようになる方も少なくありません。
そこで最後に、稼げる電話占い師になるためのコツを紹介します。
待機時間をできるだけ長くする
電話占いサイトに登録したての頃は、可能な限り待機時間を増やしましょう。待機時間が長ければ長いほど、新たな相談者を獲得するチャンスが増えていきます。
ある程度リピーターを獲得すれば、鑑定の予約人数も増えて、収入も安定してくるでしょう。
ただし、やみくもに待機時間を増やして、鑑定の質を落としてしまうのはNGです。ある程度は休憩時間を設けて、ストレス解消や気分転換を行ないましょう。
睡眠時間を削りすぎた結果、眠そうな声で電話に出てしまうことがないように十分に気を付けてください。
プライベートを犠牲にしすぎない範囲で、待機時間を増やしてみましょう。平日だけ、土日だけではなく、できるだけ多くの曜日で待機するのがおすすめです。
最初のうちは、可能であれば週5～6日、待機するのがよいでしょう。
質の高い電話占いサイトを選ぶ
電話占いサイトに登録する際には、そのサービスの運営歴や会員数など、基本情報をくまなくチェックします。
収入アップのためには個人の努力に加えて、電話占いサイト自体の集客力を見極めることが大切です。集客のために広告を積極的に出しているか、一人ひとりのプロモーションを十分に行なっているのか、といった点を確認しましょう。
電話占いサイトの運営歴については、創業から5年以上あると安心です。
手数料の分が広告費に回されているはずなので、しっかりと宣伝できているのか、チェックしておきましょう。
まとめ
電話占い師として大きく稼ぐためには、地道な努力の積み重ねが不可欠です。
電話占いサイトに登録した直後は、思っていたとおりに稼げず、諦めたくなる日もあるでしょう。しかし、相談者の力になれるように丁寧に対応すること、占い師としての実力を磨き続けることでステップアップが可能です。
自分の力が試される厳しい世界ではありますが、やりがいも十分にあります。なりたい自分をイメージしながら、さらなる収入アップを目指してみてください。
