SNSやブログを見ていると、占い師さんのアカウントがちょこちょこあったりします。
実際やった方がよいのか、と言われたら答えは「YES」です。
やるのが大変な気がしますが…
ご存知のように、コロナ問題などにより副業で占い師を始める方が増えました。
もちろんその過程で、占いのサイトに登録する方も個人でやられる方もいるのですが、それだけ絶対数が増えたことを考えるなら、まず「認知される」ことが最重要です。
可能であれば何がしかのアカウントを取得しておくことをおすすめします。
文章を書くのが苦手な人は?
ある小学校の先生が「文章は書けば書くほどうまくなるものです。ですから作文の授業には力を入れています」とおっしゃっていました。
そうなると、何がしかの文章を発信する練習として、SNSやブログを始めた方がよさそうです。
ゆくゆくはメール鑑定もやってみたい、とお考えであるのならば、文章に慣れておくことは大切な要素です。
小学生だからうまくなる、大人になったらダメということもありません。
いくつになっても、少しずつ練習していけば何であってもモノになるものです。
何をすればいい?
では具体的にはどんなアプローチをしていけばいいのでしょうか。
所属している占いサイトによってはSNSが禁止というところもありますから、まずよく確認しておきましょう。
個人でされている方はその点制約はありませんから安心ですね。
「認知される」ことが重要なのですから、必ずチェックされるプロフィールやSNS上の名前(占い師としての名前が決まっていれば同じでOK)などをしっかり記載しましょう。
その上で「何を発信していくのか」方向性を決めていきます。
今所属している占いサイトのキャンペーンのお知らせ
どこかのイベントに参加する旨のお知らせ
新しい占術やカードが加わったお知らせ
プレゼント企画のお知らせ
今日はどんな日? (1枚引き占いなど)
珍しいカードスプレッドの紹介
お客さまに許可をとってお客さまの声紹介
などいろいろなパターンが考えられますね。
おすすめの発信内容はあるの?
この中でとりわけ重要なのが「お客さまの声紹介」です。
やはり現場の生の声というのは説得力があります。
それを見て「おお、こういう鑑定ならやってもらいたいな」と思ってもらうことが大切なのです。
そこまでお客さまの声なんて集められない、という方はお友達を鑑定して感想をもらったり、別のルートでお試し鑑定を募集して必ず感想をもらい、それを載せるというやり方もあります。
ただしいずれの場合もネット上に感想を載せることを前提に募集してください。
今占いサイトに登録している場合は?
占いサイトに登録されている方は、SNSのアカウントについて事前にきかれているかもしれませんが、新たに作る場合も担当者にきちんと話を通し、キャンペーンのお知らせの告知をしたいとか、プレゼント企画について拡散したいとか、必ず連絡をすること。
黙って行い、トラブルになった例もあるそうですから、社会人として最低限のルールは守りましょう。
SNSっていっぱいあるけど…どれがいい?
文章を発信し慣れていない人は、文字数の少ないtwitterから始めるのがよい、と業界の方もお話されています。
ユーザーも比較的多く、文字数が少ない分気軽に発信できるのが強みとのこと。
文章にある程度自信のある方であれば、ブログでの発信もよいでしょう。
最初のうちはアメブロなどの無料ブログを使うのがよいとされています。
ただ広告が表示されてうっとうしいという場合は、潔くドメインやサーバーを取得しWordPressを使うのがよい、というご意見もありました。
この場合どうしても初期費用が発生してしまうため、できるだけ費用をおさえたいということであれば、無料で使えるものをたたき台にしてみてはいかがでしょう。
プロフィール写真も必要?
プロフィール写真は自分がどういう路線で行くか、ということを決めておき、そこからあまりズレていない雰囲気のものにするとよいようです。
やわらかい雰囲気でいきたいならパステルカラーの服やメイクを取り入れたり、ミステリアスな雰囲気でいきたいなら、ベールなどを効果的に使ってみる、といった感じです。
顔出しが難しい方も目元や口元だけを見せる方がよいといいます。
あるサイト運営者(女性)によると、目元や口元はひとつの魅力的なパーツとされていて、それを隠してしまうのはとてももったいないため、うちのサイトではどちらかを出してもらうようにしています、とのこと。
またこちらのサイトではスタンプで隠したり、モザイクをかけたりもなるべくしないように指導している、というお話でした。
どうしてもスタンプやモザイクの方に目がいってしまうということなのでしょう。
やや振り向き加減の後ろ姿、というのもミステリアスで人気があるようですが、できれば顔の一部を出した方が好ましいのですね。
こんなことにも気をつけて!
発信内容も多岐に渡りすぎない方がよく、1種類ないし2種類にしぼった方がベターです。
時々他のお知らせが入るのはかまいませんが、あまりにも全体的に雑多な内容になるのは避けたほうが無難といえます。
このあたりはよく練り込んでいくよう気をつけましょう。