【衝撃】潜在意識には主語がないという話

Q. 占いの世界では潜在意識の重要性についてよく話が出ますが、一番注意しないといけないことはどんなことでしょうか。

メインになる意識はふたつある

占いの現場でも、顕在意識と潜在意識をカードで並べて出すことがあります。
まあホンネとタテマエですね。
こう並べてみると、本音では素直になりたいのに、見かけはそうなっていない、それでつらい、苦しい、となっているというような結果が表面化してくるものです。
特に顕在意識は全体の2~3%ほどで、残りの潜在意識は97~98%。
綱引きをしたらどちらが勝つかは一目瞭然です。
だからこそ顕在意識と潜在意識の差をなくしていくことでいろいろとうまくいく、という考え方が主流になりつつあるのです。

潜在意識にはひどいカラクリがあった!

一方でカウンセリングなどいろいろ受けているけれども、なぜか結果が出ないという方もいます。
自分に原因がある、ということはカウンセリングを受けていく上でわかったけれども、どこがどうダメなのかが落とし込めていない、というご意見もあります。
そして業界の方から衝撃的なお話をおききしました。
何と

潜在意識には主語がない

というのです。
一見するとピンときませんが、言い換えると潜在意識には自分と他人の区別がない、ということ。
なのですべての情報を「自分が」で取り込んでしまうというのです。
たとえば「○○さんってほんと意地が悪い」と言ったとします。
それが潜在意識には「私ってほんと意地が悪い」という情報として取り込まれてしまいます。
対象が「○×さん」であっても「■△さん」であっても、全部「私」に置き換わります。
つまりネガティブワードがどんどん潜在意識に取り込まれていくことになってしまうのです。
よく人を呪わば穴ふたつとか、悪いことは自分に返ってくる、というようなことが言われますが、その正体はどうやらコレのよう。
もしかするとがんばっているのに結果が出ないという方は、それを他人のせいにしていませんか、と考えることもできます。
覚えのある方はもう一度見つめ直してみましょう。

じゃあ逆に考えてみたらいいのでは!?

しかし見方を変えてみれば、上記のようなネガティブなものでなく、ポジティブな内容になればそれが自分に返ってくるということです。
よく人のうれしさを自分のように感じられる人は運があがっていくといいますね。
「○○さんていつもイキイキしている! 」といえば「私っていつもイキイキしている! 」に変換されます。
「○×さんはカッコいい 」は「私はカッコいい」になります。
「毎回毎回人の話をしっかりきいてくれて、■△さんて仏みたいな人だよねー」は「毎回毎回人の話をしっかりきいてくれて、私は仏みたいな人だよねー」となるのです。
自分で自分をほめる、愛するということが大切だと言われることともつながってきますね。
ですから積極的に自分を認め、愛してあげることで現実が変わると言われているのです。

自分をほめたたえることが最短最善!

潜在意識に不幸の要因がたまっていけば、当然それが普通になってしまうので、さらに不幸な現実を引き寄せてしまいます。
そして外に原因を求め、あれが悪いこれが悪いと言い、自分からは何もしなくなるのです。
これでは変わるものも変わりません。
だからこそ積極的に自分を愛してあげる方が正解。
誰が主語になっていても自分に変換されてしまうのなら、最初から主語を自分にして発信すればよいのです。

今日も私は最高にかわいい!
仕事のデキるやつ! といえば私!!

ご自身ではなかなか言えないかもしれませんが、意識して心の中で繰り返し発信していきましょう。