正しい方向に進んでいくと出てくる「シンクロ」とは

Q. 最近「シンクロ」という言葉をよく耳にします。
タイミングがぴったりというようなニュアンスのようですが、少しわかりにくいので詳しく知りたいです。

シンクロって何ですか?

知りたいと思っていたことが、ある偶然から情報として入ってきたり、会いたいと思っていた人に偶然会ったり。
そんな不思議な「シンクロ」現象が今話題になっています。
実はシンクロが起こりやすい人、そうでない人と差があったりするようです。
いったいなぜなのでしょうか。

こんなご経験はありませんか?

○仲直りしたいなあ、と思っていた相手からいきなりLINEがきた
○テレビをつけたら、知りたいと思っていた情報の特集をしていた
○カフェに入ったら、会いたいと思っていた人がコーヒーを飲んでいた
○話題の新刊を買って読んでみたら、たまたま知りたい情報が載っていた
○やってみたい仕事の関係者と、知人を通じ会うことができた

このような偶然の一致についてシンクロという表現がなされているようです。

今それでいいよ! のしるしとも言えそう

さて、このシンクロ現象ですが、上記を見てもわかる通り悪いサインではありませんよね。
むしろこれでいいんだと納得できるものばかり。
つまり進んでいる方向が正しい、というサインでもあるということです。
行動してよいのかどうか迷っておられたのなら、すぐにでも実行にうつしましょう。

しかしこんな現象なんか起こったことないよ、知らないよ、とおっしゃる方もいます。
どうやら現象に気づきやすい人とそうでない人がいるようなのですね。

シンクロと認識しやすい人とそうでない人がいるとは?

気づきやすい人は、ご自分で運を引き寄せる力を多少なりともお持ちです。
だからこそ自分がこうしたい、こうありたいという思いから、ご自分に必要なものを自ら引き寄せているということです。
そしてなるほど、これが必要だったんだな、ありがたいな、と感謝して、そこからまた次につなげていくお力もありますから、どんどん必要なものを引き寄せ続けることができます。
また誰かを介して情報を得られた場合、その相手がキーパーソンであることが多いとされていますので、この方にも着目しましょう。

しかし気づきにくい人は、仮にこういうことが起こったとしても「たまたまでしょ」「偶然だよね」で片づけてしまい、最悪気づくことなくスルーしてしまいます。
何度も何度も同じ現象が起きているにもかかわらず「うるさいなあ」「今それどころじゃないんだよ」と拒否する姿勢になってしまうと、こういった現象が起こりにくくなるのだとか。
長い目で見るととてもソンをしてしまいますね。

自分を大事にしていない人は気づきにくい!?

特にご自分を大切にできていないと、ちょっとしたことが起きてもありがたいと思わない、ラッキーだと感じない傾向があり、とてももったいないことになってしまっています。

ちょっとした小さな変化や、ものごとが動き始めたタイミング、ほんの小さなサインのようなものに気づけるかどうかが分かれ目のようです。
気づくことができる方は、それをきっかけに立ち止まって今後の方向性を再確認したり、感謝の心を持って前にすすめるので、どんどん自分で引き寄せ、推進力に変えていけるのです。

シンクロをうまく活かすコツは?

このようにシンクロ現象は味方につけた方が、これから人生を謳歌する上でもよさそうだということがわかります。
そのためにはやはりシンクロ現象に気づきやすい人になる必要がありますね。

どうか「あれ、これ偶然かな」と思わずに、立ち止まって笑顔で受け取っていただきたいものです。
そして改めて、ご自身が応援されている、守られているのだと意識してみてください。
そのためには、自分が行きたい方向に向けて腹をくくった方がよいようです。

そうでないと「これこれが済んだら…」「今はそういう感じじゃないよね」などと言い訳をして、万全の状態で受け取る状態ではなくなってしまい、何かの時にまた受け取り逃してしまうかもしれません。
やりたいことは決まっているのに、自分でブレーキをかけてしまっているような状態になっているわけです。
いろんな言い訳をして、自分の本音を隠してしまい、結局前に進むのをやめてしまっている人が非常に多い印象です。

言い訳をやめて自分に素直になろう!

言い訳をやめて「こういうことをやってもかまわないんだよ」と、ご自身に許可を出してあげるようにしましょう。

このように許可を出し続けることで、自分の心に対するブレーキが弱まり、前進するためのアクセルを踏みやすくなると言われています。

がんばらなくちゃ! と躍起になってしまう人は「がんばりすぎなくていいよ」、だらだらしてしまう自分がイヤだという人は「休んでもいいんだよ」、いろいろな「やってもいいよ」があると思われます。
それにより「やれること」がどんどん増えていくはずです。

そもそも「こうしなくちゃいけない」と制限をかけているような状態は、ご自身で勝手に制限づけを行うことで続いてしまっていることが多いようです。
いわゆる「思い込み」の類だということ。
そのような思い込みをどんどんなくしていけば、やれること、やりたいことの範囲が広がっていき、シンクロをうまくモノにすることで、本当にやりたいことに巡り合う可能性が高まります。

キーパーソンも上手に使って!

自分がこうしたい! こんなことをやりたい! と考えることにより、出てくる波動が似たような波動と反応して、共鳴し連れてくるというのが、シンクロの基本的なメカニズムなのだといいます。
当然のことながら、先ほどの例に出てきた「きっかけになった人」がキーパーソンであり、その方は波動が合っている方ということになるわけです。
その方も含めて、どんどん自分の目標に向かっていきましょう。

進む方角がズレていると、逆に「アレ?」と感じるような現象が起き、これはいつもと違う、おかしいな、何か違うのかな、と気づくきっかけとなり、これもまた逆の意味でのシンクロととらえることができます。
それにより軌道修正や方法論の練り直しなどにつなげられることでしょう。

この場合も「気づかせてくれてありがたいな」と感謝の気持ちを持つことをお忘れなく。