占い師・お客さまともに目的をしっかり定めていますか?

占い師側の軸はブレていないか?

お客さまのお悩みを解消するためには、占い師側の軸がブレていてはなりません
占い師側も目的をしっかりと決め、地に足をつけた状態でお客さまに向き合うことがベターです。

まず自分はどんな占い師になっていきたいのか?
ここがあいまいなままになっていないでしょうか。
たとえば

稼げる占い師になりたい!
忙しい占い師になりたい!

というような内容だと、かなりざっくりしていると言わざるを得ません。

「稼げる」とはどの程度なのか?
「忙しい」とは何日(もしくは何時間)稼働するイメージなのか?

こういった細かいポイントに対しても意識をしていってください。
なぜならこういった細かい点には個人差がかなりあるからです。
収入に関しては「とり急ぎ今どきの会社員の給料くらいはほしい」というレベルの方から「年収1000万必要」という方までいらっしゃいますし、忙しさに関しても「休みなんかなくてもいいから、仕事はどんどんしていきたい」という方から「休みはきちんと確保して、たまには家族と旅行に行きたいから、土日祝日は絶対に仕事をしたくない」という方もいて、実にさまざまですよね。

お客さまも「ざっくり願望」になりがち

お客さまにしても同じです。

出会いがほしい!
結婚したい!

というようなケースでも、どんなところでどんな人に出会いたいのか、や、どんな人と結婚してどんな家庭を築いていきたいのか、という細かい部分の設定をされている方は意外に少ないようです。
ですので、占い師もお客さまも、かなり深いところまで「こうありたい! 」を強くイメージして目標設定する必要があります。

しかしながらいろいろ頭でも決めているし、イメージもしているけれども、なかなかそのとおりにはいきません、とみなさんおっしゃいます。

叶わないように見えて実は叶っている…

たとえば年収1000万を目指そうということで、日夜奮闘されている方がいたとして、実際は年収にして300~400万くらいと、サラリーマンさんくらいの収入に落ち着いたままになっている、という例。
自分の心の奥深いところで「そんなにガツガツしなくても、食べていけたらそれでいいわ」と考えているなら、やはりそちらに引っ張られてしまうのだそう。
これがあの「潜在意識のなせるワザ」というものです。
頭で年収1000万をイメージしていても、心の奥では「そんなに稼がなくていい、400万くらいで(OK)」という意識があって、現実がそうなっているのであれば、願いはかなっているということになってしまうわけですね。

パートナーシップに関してもそうで、実際はこういう結婚生活がいいなー、というイメージを持っていたとしても、心のどこかで「とりあえず結婚できればいい」というような気持ちがあれば、結婚までは行き着くそうです。
ただし「結婚できればいい」わけですから、内容はどうあれ結婚という目標はかなっている、とみなされるのです。

うーん、そうじゃない、何か違う! と感じる部分があるのであれば、今すぐにでも目標設定を変更する必要があります。
それはまさにカーナビで目的地を入力するように、途中からでも方向転換が可能なのです。
頭で感じていることと、心の奥でひっそりと感じていることが大幅にズレてしまっていると、先ほどのようなことになってしまいますよ!
この点をふまえて、占い師もお客さまも「ズレのない目標設定」を意識するようにいたしましょう。