【お客さま素朴なギモン】当たる確率が高くなる宝くじの買い方ってないんですか

鑑定中にふとお客さまから寄せられる「素朴なギモン」にフォーカスするシリーズ。
「急に言われても…」とあわてることなく、転ばぬ先の杖的に知っておいて欲しいお話をご紹介していきます。

Q. 宝くじはお日柄のいい日に買えばいい、ということはわかりました。
ですが当選確率をあげる方法はさすがにないですよね?

当たる確率がアップする方法はあるのか?

以前宝くじをいつ買うのがよいか、ということについてお話させていただきました。

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人間なら一度は? 夢見る宝くじの高額当選。
しかしそんなものを手にできるのはほんの一握りなのではないか…とハナからあきらめている方もいるようです。
ですが、驚くことに当たる確率が高くなる方法があるというのです。
そのヒントを探っていきましょう。

よく宝くじ売り場に行くと「この売場から○等XX万円が出ました!」というような張り紙がされていますね。
宝くじは「組」と「番号」が書かれていますが、「組」は01組~100組まで100組、「番号」は、100000番~199999番までの10万枚。
つまり「番号」10万枚×「組」100通り=1,000万枚となり、これを1ユニットと数えるそうです。
たとえばこの売場から1等何億円が出ました、とあっても、この1ユニット売上があれば、必ず1枚は1等が出る計算になります。

ですので西銀座チャンスセンターのように、ユニットの売上が大きい売り場で当たりやすくなるのは当然のことなのです。
ご高齢の方は「笑顔の販売員の人から買うのがいい」とおっしゃいますが、これはあくまでもゲンかつぎや願かけの部類に入ることではないでしょうか。

バラと連番どちらがいいのか

多くの人が迷うのが連番にするかバラにするかというところですが、1等+前後賞を狙うなら連番前後賞だけでもいいよという場合はバラの方がよいのだといいます。
先ほどの1ユニットで考えた時、前後賞は1ユニットにつき2枚あるからです。

こうなると枚数を買えば、理論上の当選確率はアップするわけですが、経済的ではありませんよね。

当てたことがある人は何をしたのか

潜在意識刷り込みを利用!?

宝くじを当てている人の話では、小当りが続いてから大当たりが来る、ということですので、小さい額でもコツコツ当たるように、練習のつもりでスクラッチを買ってみるとか「ジャンボ宝くじミニ」のように「ミニ系」を狙ってみるのもひとつの方法だそうです。

あえて当たりやすいくじを買っていくことで、成功体験を積み重ね「宝くじは当たるものだ」と潜在意識に植えつけるという理論派の方も。
確かに「どうせ当たらない」と考えながら買うようでは「当たらない」未来を引き寄せてしまいそうです。
そう考えると、この潜在意識刷り込み理論もあながち間違いではなさそうですね。

呪文? を唱えながら買いに行く

変わりダネとしては「ありがとう」「愛しています」と心の中で唱えながら宝くじを買う、というのがありました。
歩いている間も「ありがとう」「愛しています」と足を踏み出すごとに心の中で唱えながら売り場まで行くと当たりやすくなるというのです。
しかしこの方法も「何がありがとうだよ」など、ネガティブな気持ちを持ったままではあまり効かない気がいたします。

「宝くじを買う時は当たるはずなどないと言いながら買います」というような歌もありますが、先ほどの例のように「当たるものだ」と考えながら買う方がよさそうです。

話題の「あの買い方」

そして宝くじファンが「究極」と表現する買い方がタテバラ(3連バラ)という購入方法だそうです。
宝くじのCMでも3連バラという名称が登場し、名前だけはきいたことがある、という方もいらっしゃるでしょう。
ただある意味特殊な買い方でもあるため、どの売場でも変えるわけではないようです。

大阪発祥の買い方だそうで、バラ10枚を1セットとした時に計3セットを購入するという方法。
つまり資金が少しかさみます。
セットごとに見ると「組」「番号」いずれも1枚1枚バラバラになっているのですが、タテ方向に見た時に同じ「組」の「番号」が連番になっているのです。
そのためバラで買っているにもかかわらず1等と前後賞が狙えるというので、今非常に人気になっています。

このタテバラは30枚で1セットになるため9000円かかってしまうのが難点ではあるのですが、夢のある買い方なのかもしれません。
もちろん2セット以上購入することもできます。

ネットでも購入できるようですが、いつもの窓口で買いたい、という場合は事前に問い合わせしてみてはいかがでしょうか。