【タロットカードレビュー】ムーンチャイルド・タロット

現役占い師が実際に使用しているタロットカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はムーンチャイルド・タロットを取り上げます。

アースカラーの落ち着いたイメージ!

ベージュなどのアースカラーがベースになっていて、ちょっと大人っぽい仕上がり。
ピンクやパープルがベースになっていた「スターチャイルド・タロット」とはまた違った雰囲気になっています。

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こちらも「ワークユアライト・オラクル」でおなじみのDanielle Noel氏の手によるもの。
スターチャイルド・タロット」と一緒にお迎えする方もいるほどファンの多い方です。
今カードが最初に発売された時も100セットが瞬時に完売したのだそうで、注目の度合いをうかがい知ることができますね。

スターチャイルド・タロット」では、幻想的で宇宙っぽい雰囲気になっていましたが、今回はアースカラーを使いより現実的なものを感じます。
名前の通り月がテーマになっている、ということで、自分の内面、潜在意識にフォーカスしているようです。
そして箱の中には「あなたは光と影の踊りです」というメッセージが書かれていますよ。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約8センチ×約13センチとオラクルカードくらいのサイズ。
ちなみに裏面は正逆の区別がつかない仕様になっています。

どんなカード?

カードは大アルカナ22枚+小アルカナ56枚の計78枚フルデッキに「SHADOW WORK」「DIVINE WISDOM」「MOON CHILD」の3枚のボーナスカードがプラスされるので81枚となります。
オラクルカードサイズも少し女性には使いづらいのですが、それを補ってあまりある美しい絵柄のため、実占用とコレクション用の2箱お求めになる方もいるとのこと。
「ムーン」とついているので、夜の鑑定に使うという方もいらっしゃるようです。

先ほどご紹介したボーナスカードですが、含めずに78枚で占っても、全部含めてもOKだそう。
たとえば「SHADOW WORK」のカードは悪魔のカードのように、心の闇やどす黒い感情を示唆しているので、気づいていない自分の中のネガティブなものをあぶり出すのに有効
ルノルマンカードのようにキーカードとして使い、3枚カードを出したりするのもおもしろそうです。
さらに詳しい使い方については付属の解説書を参照してみてください。

占いの求人に応募した際の実技試験で使うには少し難しいかもしれませんが、オラクルカードのように絵柄から読み解いたり、鑑定のシメの1枚として使ってみてはどうでしょうか。

大アルカナは通し番号+カード名称(英)が記載されています。
小アルカナも下部にカード名称(英)があります。
またマルセイユ版と違い、大アルカナ8番が「Strength (力)」、11番が「Justice (正義)」という並びになっています。
大アルカナでは「THE WORLD」が「THE UNIVERSE」という名称に変わっていますよ。
「スターチャイルド・タロット」では、小アルカナのペンタクルがクリスタルに名称変更されていましたが、今カードではそのままペンタクルの表記。

ボリュームたっぷりの解説書つき!

付属の英文解説書は300ページ弱もの大ボリューム。
カードの説明にとどまらず、月の満ち欠けについてや、女神の話、月の儀式など、幅広い情報が得られます。
日本語版はないため、翻訳アプリなどを使っていかないと難しいかもしれませんが、少しずつ読み進めて理解していきましょう。

またウエイト版ベースになっていることもあり、比較的読みやすいとおっしゃる方が多いよう。
オラクルカードによくあるツヤツヤのコーティングはなく、マットな仕様なのは好みがわかれるところです。
気をつけないと傷みが早そうだということで、マット仕様のカードを避けているという方もおられるとか。
気になる方は複数デッキをお求めになるとよいかもしれませんね。
コレクション用にされる方もいらっしゃるようですが、気になる方はぜひ実占用としてお選びになってみてください。

コチラで購入できます。