現役占い師が実際に使用しているタロットカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はTrue North Tarotを取り上げます。
一見タロットに見えないユニーク形状!
「ん? これはチェキですか!?」と思ってしまうようなサイズ感とデザイン。
カード名が下に書いていなければポラロイド写真だと勘違いしてしまうかもしれません。
これまでさまざまなタロットを紹介してきましたが、レイアウトがポラロイド写真風というのは見たことがありません。
そのため強いインパクトがあり、限られたところでしか入手できないにもかかわらず、かなり話題になっているカード。
マグネット開閉のしっかりした箱に入っていて耐久性もバッチリです。
プレゼントに使われる方もいるそう。
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クリスタルのプロが作ったカード!
作者はDark Moon Crystals。
こちらはクリスタルのブティックで、エネルギーヒーリング、クリスタルヒーリングなどに取り組んできたLeah Shoman氏がオーナーをつとめているところだそうです。
常にアクティブに、クリスタルの人知をこえた素晴らしい性質について、深く洞察しながらクライアントと向き合っている方とのことです。
他にも、アマゾンでランキング上位、2022年9月に待望の日本語版も発売された「Astral Realms Crystal Oracle」がロングセラーになっていますね。
「直感は導きの光にあり、このタロットは直感的なエネルギーセンターを活性化しているのです」とは作者の弁。
そして写真を見るとその時のことを思い出すし、大切にしていた記憶を追体験する、そういったところからこのデザインにいきついたのでしょう。
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気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約11センチで正方形に近いサイズ感ですが、見た目はどうみてもポラロイド写真です。
下部が書き込みできるように広くなっているところまでそっくり。
どんなカード?
カードは大アルカナ22枚+小アルカナ56枚の計78枚フルデッキ。
先ほどの下部の広くなっているスペースに、大アルカナは通し番号とカード名称(英)。
魔術師は通し番号がないというご意見もありましたが、版を重ねるうちに改訂されたのか、現在は反映されているようです。
小アルカナはカード名称(英)のみ記載。
またマルセイユ版と同様、大アルカナ8番が「Justice (正義)」、11番が「Strength (力)」という並びになっています。
小アルカナのスート(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル)は、ペンタクルがコインに変更されています。
おもしろいのがこのカード名称、複数の人が書いたような違う筆跡で表現されているのです。
筆記体の人、大文字小文字とりまぜている人、字と字の感覚がつまり気味の人…。
個性豊かな人たちの手で協力して作り上げられたのかな? というイメージです。
北の星をモチーフにしていますが、星だけではなく自然やオーロラなどをポラロイドにおさめたような写真に、タロットシンボルをドッキング。
ホログラムも使われていて高級感があります。
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ですが残念なところも…
惜しむらくは、裏面がデザイン的に正逆の区別がつく仕様になってしまっているところ。
逆位置を採用されている方はご注意ください。
ただし裏面にもホログラムが使用されていますので、シャッフル中もゴージャスな気分になれます。
ガイドブックは80ページ超のボリュームで、日本語版がないためなかなか翻訳が大変ですが、お時間のある時に少しずつ解説書をお読みになることをおすすめします。
最近では翻訳アプリなどもだいぶ進化してきて、翻訳もラクになったとのことですから、あまり英語が得意ではないという方もお手にとってみてはいかがですか。
そして大変残念なことに、こちらのカードはリニューアルのため、なくなりしだい絶版になるそうです。
リニューアルの際には写真もカード名も変更になるとのこと。
運悪く購入できなかった方はリニューアル完了までお待ちください。