絶対また参加したくなる! タロットユーザーとツウが集う「タロットを愛でる会」に潜入!

およそ2ヶ月に1度開催されるという「タロットを愛でる会」
リピーターが多く、中には皆勤賞の方もいらっしゃるということで、新規の方はなかなか参加しにくい全容がわからないので申し込みをためらっている、というお声もきかれます。
いったいどんな会なのでしょうか。

都内某所にタロットユーザーたちが集結!

都内某所に、自分の「推しタロット」を持って続々と参加者が集合。
持ち込むタロットの数に制限はないようで、ひとつだけの方や、3つ4つとお持ちになる方などさまざまです。

タロットといいますと、2大双璧のごとく人気となっている「マルセイユ版」と「ウェイト版」がすぐに思い浮かびますが、他にも「トート版」のようにツウ好みのものも存在します。
ですのでどんな「版」を持っていくかも参加者しだい。
自分のタロットはマイナーでよく知られていないから、というような不安は一切不要です。
むしろ珍しいタロットですと、他の参加者が知るきっかけともなり歓迎されるようです。

さて今回もさまざまなユニークタロットが勢ぞろいいたしました。
自己紹介がてら、各人が自分の「推しタロット」について熱く語っていきます。
特にユニークな絵柄のカードや、こんなおもしろいモチーフがある、裏面の柄デザインの比較など、参加者それぞれタロットの「注目ポイント」が違うところもおもしろいところ。
スマホのカメラにて、カードの撮影会も始まり、気に入ったタロットについては、みなさんAmazonなどで検索していらっしゃいました。

今回登場の主だったタロットたち

FOLKLORE TAROT

特に人気だった黒にカラーリングが映える「FOLKLORE TAROT」は現在Amazonでも欠品中のタロットです(トップ画像参照)。

「FOLKLORE」とは民間伝承の意ですが、さまざまな国のものがミックスされているので「これはどこの国のモチーフ」と大変盛り上がっていました。

Housewives Tarot

Housewives Tarot」は、どこか昔なつかしい色あいとモチーフが魅力。
「Housewives」とは単数形でいうHousewife、つまり主婦のこと。

箱内のレシピカードのようなレイアウトも秀逸ですが、現在入手困難なお品らしく、Amazonなどでも在庫切れもしくは高額商品となっているようです。

Aquarian Tarot

Aquarian Tarot」も老舗のUS Games Systemsの傑作とされているカード。

余白をうまく使ったカードと、全体にカラーリングを施したカードが混在しているだけではなく、昔ながらのなつかしい色合いが歴史を感じさせます。
かなりのロングセラー商品であるとのこと。
こちらは現在缶入りタイプがあるようなので、持ち運びに便利になったのがありがたいですね。

THE ALEISTER CROWLEY TAROT

THE ALEISTER CROWLEY TAROT」は、最近流行のボーダーレスタイプのカードではなく、昔ながらの枠がある仕様のカード。
しかしパキッとしたカラーリングが目を引く作品に仕上がっています。

また海外ものですとカードが大きめの箱にそのまま入っているものも多いのですが、こちらではきちんと二重の箱になっていて、カードが傷みにくくなっているところもポイント。

LA CORTE DEI TAROCCHI

LA CORTE DEI TAROCCHI」はイタリアのカード。
外箱はシーリングワックスで封がされており、高級感たっぷりになっています。

かなりタテ長のしおりのような形状になっていて、昔ながらのやさしい印象の絵柄にみなさん注目されていました。
イタリアのカード職人であるメネガッヅィ氏の手作り制作ということで、数もあまりないようです。
2019年の2000部限定のお品がまだ残っていれば入手できるか、といったところでしょう。
ただしこの版は解説書が付属していないとのことです。

コートカードを比較し深く知る!

各タロットのキングのカードのみを抜き出し、その違いを比較する試みも。
同じカードでありながら、イラストレーターによってこんなにも雰囲気が変わります。

キング(王)というには威厳がなさすぎたり、妙に若かったり、あるいは喜怒哀楽が激しそうだったりと、かえって人物像がつかみづらい印象もありますが、そのデッキごとの特徴を加味してリーディングしていくとおもしろそうです。

カードの大きさもさまざまで、使いやすさも関係してくるかもしれませんが、実際他の方のカードをさわって使用感・サイズ感を確認する機会も得られたのではないでしょうか。

堅苦しい雰囲気はいっさいなし!

お茶やお菓子を楽しみながら、カードについてゆっくり語って楽しめる会になっています。
新しいタロットにも出会えるかも!?

X (旧Twitter)でも告知があるようです。
ヒムカ先生もけこ先生のおふたかたをフォローして、次回の告知を待ちましょう。