パッと見人の目玉のように見えるので、人によってはいやがることもあるようですが、非常に人気が高まっている天眼石。
実は昔からなじみのあるメノウという石の一種であるのだそうです。
この目のようなもようから、英語では「アイ・アゲート」と呼ばれています。
鋭い「眼」でいろいろはね返す!
邪気やマイナスのエネルギーをはね返し、事故やトラブルから持ち主の身を守る、という伝承があるために、ライバルを蹴散らして上に上に行きたい実業家、個人事業主などをはじめ、対人関係のお守りとして持つ方が増えているのです。
当然占い師も同業のライバルよりも上を目指す必要がありますし、苦手なお客さまも克服しなくてはなりません。
参考までにチベットでは「天から降ってきた神の目」と呼んで大切にするのだそうです。
この目玉のようなもようが、悪霊を追い払う神の目としてあがめられているのだとか。
そんなこともあり、昔から魔除けのアイテムとしても使われてきました。
目のように見える、ということで第6チャクラ(サード・アイ: 第三の目)にたとえられるのか、強力なエネルギーがあるとされているそうで、マイナスのエネルギーから身を守る、イヤなことをはね返す、という伝承が生まれたのかもしれません。
意外にも金運をアップさせたい時にブレスレットやクリスタルワンドに組み込まれていることもあります。
金運をダウンさせる要素をはね返そう、ということでしょうか。
外側だけでなく内側にも働く!
もちろん外側からのトラブル要素のみならず、内側、つまり自分の中から出てくるマイナス要素にも働いてくれるというのですからありがたいですね。
何となく気分があがらない、何もやる気が起こらない、そういう時に意識を切り替えてくれる役割もあるといわれ、一歩踏み出すお手伝いをしてくれるのだそう。
こう見ていくと、見た目とはちがって? なかなか優秀なパワーストーンなのだな、ということがよくわかります。
さて天眼石といえばモノトーンの縞模様が特徴的ですが、陰陽のバランスを整える、という伝承もあるようです。
風水の世界では、運が陰陽のバランスによりできあがるものだといういわれがあるのだそう。
とりわけ自分の中にたまっている陰陽のバランスを調整し、ネガティブからポジティブへ移行していくことができるのだというのですね。
どうしても現代人はオンオフのバランスが崩れがちで、不規則な生活になってしまいやすい傾向があります。
昼間は会社員、土日や平日の夜は占い師をしているというような兼業占い師の方ならば特にオンに偏ってしまいがち。
そんな時きちんと切り替えて集中力を高めていきたい、という意味でお守りにされる方もいるとのこと。
ブレスレットとして身につけなくても、鑑定の現場に置いておくだけでもよさそうですね。
大地のエネルギーを味方に!
どうやらメノウという石はもともと大地の豊かなエネルギーをたくわえているので、身につけるとそういった大きなエネルギーからパワーをもらえるようです。
気持ちにゆとりができれば、ちょっとやそっとでカリカリすることもなくなりますし、どうしてもネガティブな相談を受けることになる占い師からすれば、忍耐強くお客さまの話に耳をかたむけたり、おおらかな心で相談を受けとめたり、思いやりのある対応のできる「フトコロの深い人」になれそう。
一説ではメノウという石はさまざまな物質が集まって結晶を作る特徴があるために、共有・集合といった意味合いがあるといいますから、お客さまとの絆、自分が所属する占いの会社との絆を深めてくれるともいわれています。
より人間関係をいいものにしたい、という時にもおすすめな石といえそうです。
マルチに使うことができる天眼石、どのように使っていきますか?
ピンときたものが潜在意識が反応している使い方です。
ぜひお試しください。