占い業界・転職のノウハウ 2~応募時に注目すべきは~

占い業界にすすみたい!
趣味の領域からプロを目指したい!
そんな思いを持つ方に、占い業界にすすむために何が必要なのか解説いたします。

前回の内容はコチラです。

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募集広告、どこをまず見る?

さて占い系の募集広告で、特に注目していただきたいところは「仕事の内容」「報酬」「どこまで経験を問うか」「掛け持ちができるか」「待機時間のノルマの有無」です。
仕事の内容に対していくらぐらいの報酬が設定されているのか、ここが一番気になるところでしょう。

占い業界においては業務委託契約が主流となっていることを以前もお話しましたが、いわゆる出来高制(成果に応じて報酬が決まる)の形式で、稼働した分だけ支払われるのが一般的です。
そのため電話占いでは「1分いくら」チャット占いでは「1文字いくら(もしくは○○分いくら)」というような内容で記載されていることがほとんど。

電話占いの場合は、固定電話を持っていることが条件になっていることもあります。
逆にスマホを持っていないと応募ができないというところもあるといいますので、電話で仕事をしたいならここも要チェックですよ。

性別・年齢・経験は?

なお占い業界においては、基本的に性別や年齢は不問のことが多いようです。
ただし比較的年齢の高い方が好まれる傾向はあるといいます。
人の相談にのることになりますので、人生経験の豊富さも多少問われるということなのでしょう。

年齢に関しては18歳以上、20歳以上など、下限が設定されていることはあります。
特に記載がないなら問い合わせをしてもよいでしょう。

未経験でもOKというケースがある占い業界ですが、経験者優遇と記載されていることもあります。
他社などで経験がある方、個人としてすでにプロ占い師として活動している方などを経験者とみなして優遇するという意味合いです。

ただしアマチュアとしての期間が長くとも、有料で鑑定した実績がないと経験者とはみなされないようです。
フリマアプリなどであっても、有料鑑定実績があれば経験者扱いとされるということですから、練習もかねて占いの出品をしておくのもおすすめです。

副業占い師を目指す人は掛け持ちの可・不可を要確認!

本業の合間に占いの仕事を希望する、いわゆる副業占い師の方は掛け持ちができるかどうか確認しておいてください。
占い業界は狭いので、同業の掛け持ちは不可(専業としてのみ活動)としているところもあるのです。
本業の企業では、昨今副業解禁の方向になりつつありますが、肝心の占い業界の受けようとするところが掛け持ち不可では応募すらできなくなってしまいます。
掛け持ちをしようとする場合には、つつみ隠すことなくその旨を伝えましょう。

もっともハードルが高いのは待機時間!?

先に説明したように、占い系の業務においては稼働した分のみ報酬につながる形となるため、ある程度の待機時間が確保できないと収入につながりにくいという現状があります。
そのため業者によっては月に○○時間、もしくは週に○日×時間以上、など待機時間の最低ラインを決めているのです。
また何時間以上待機できる場合は分給をアップする、という業者もあるといいます。

正直業者によってこのあたりはバラつきがありますので、問い合わせの際にきちんと確認する必要があります。
待機ノルマがないときいていたのに、契約する時になって契約書に○○時間以上待機、と明示されていて、話が違うと契約がご破算になった例も。

本業のある方が占い業界とダブルワークする場合であれば、特にこのノルマ部分が引っかかりやすいでしょう。
土日祝日のみで占いの仕事、平日は本業という形や、平日の夜数時間 + 土日祝日を占いの仕事にあてる、など、どういう時間配分で仕事をするのかをまずまとめておき、それをもとに問い合わせをしてみてください。

先方も忙しい中、応募や問い合わせに対応してくださっています。
ムダな時間を使わないよう、きちんと必要事項をまとめ、きいておきたいことも書き出しておくことをおすすめします。