占い業界・転職のノウハウ 3~書類・面接・実技~

占い業界にすすみたい!
趣味の領域からプロを目指したい!
そんな思いを持つ方に、占い業界にすすむために何が必要なのか解説いたします。

前回までの内容はコチラです。

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まずは書類の応募から!

一般的な求職の場合、履歴書を用意して先方に送り、書類選考の後に面接という流れがスタンダードですが、占い業界においては必ずしもそうとは限りません。
履歴書は必要あるところと必要ないところがあります

履歴書が不要だからといって、これまでの経歴についていいかげんに伝えることのないよう気をつけましょう。
応募の際、電話でする場合、メールでする場合、サイトの応募フォームからする場合など、これも業者によって統一されているわけではありません。

この最初の応募が履歴書がわりになることも少なくありませんので、特にメールや応募フォームを使う場合は必ず内容をとっておいてください。
Webショッピングの時のように、受領したという旨のメールが来るとは限らないからです。

またその後業者側と話をする時のことも考え、自分がどういう内容で応募したか食い違いがないようにするため、捨てたりしないよう十分気をつけることです。

ファースト・コンタクトはメールまたは電話!

最初の応募の後、メールもしくは電話で先方から連絡が入ります。
ほとんどの場合、その後の話は電話で行うことが多く、電話での一次面接と考えて差し支えありません
そのための日時のすりあわせが行われます。

話の早い業者では、この最初の電話でそのまま応募内容の確認と面接を兼ねたものになることもありますので、本業を持っている場合は、都合の悪い時間帯があるなら最初の応募時に必ず明記しておいてください。

日時・時間が後から決められる場合、それが一次面接となりますが、電話占いを希望される時などは、合わせて実技試験があることもあります
そのためにご自身の商売道具(カード類、筆記用具、タロットクロスなど)もご用意をお忘れなく。

電話面接って何をするの?

電話面接の内容ですが、応募内容の確認の他、

占いに必要な能力があるか?
会話マナーがきちんとしているか?
接客マナーがあるか?
社会常識があるか?
会話に節度があるか?
電話やメールを使う占いの場合、機材の操作に問題がないか?

といったことを見られているといいます。
占い師も結局のところ接客業になるわけですから、失礼のない対応をとれることは必須です。
敬語がきちんと使えることも好材料となります。
ふだん流行り言葉に慣れている方は十分注意が必要ですよ。

ほぼ避けて通れない実技(オーディション)!

当然といえば当然ですが、占い師として、もしくは占いライターとして活動される場合には実技試験(オーディション)が行われます
お客さまを占っていくにたりる能力がない、となれば、どんなに人柄がよくても実技試験で不合格になってしまいます。
ですので、以前に申し上げたように占いの学校などが併設されているところを狙うというのもひとつの方法ではあります。

もしくは実技試験を見越して、占いの講座や勉強会で腕を磨いておくというのもよいでしょう。
ただカードの意味を覚えておくだけの付け焼き刃なやり方ではすぐにボロが出てしまいます。

またお題は当日発表になりますから、恋愛、仕事、対人などひととおりのジャンルを占う練習はしておきましょう。
占いの解説本などのサンプルリーディングなどをいくつかチェックして、どういう内容がとりあげられやすいかリサーチしておくのもおすすめです。

昨今の占い業界では8割が恋愛関係の相談と言われていますので、恋愛面を強くしておくとよさそうですね。
実技試験が通った後も二次面接があるケースもあるそうですが、ここまでくればほぼ採用が見えてきます。

無事採用となりましたら、全力でお客さまのお悩み解決ができるよう精進していきましょう。