うまくいかないなら他に行く!

選択の連続で「今」ができている!

人はみんな誰でも例外なく「思った通り」の人生を生きている、といいます。
さてこの言葉をきいて違和感のある方は、おそらく「思った通り」のニュアンスが違うのかもしれません。

ご存知のように人生は選択の連続です。
二択だったり三択だったり、場合によってはそれ以上の選択肢の中から選び、今があります。
つまり「これだと思う!」と選んだ通りの人生になっているということ。
それがここでいう「思った通り」なのです。

いえいえ、自分が思った通りの人生なんて生きていません、という方。
こういう占い師になりたい、と思っているのになれていない占い師。
占い師さんに相談したけれども、現状が何も変わっていないお客さま。

言い換えれば「思った通り」ではなく「狙った通り」の人生を送れていない方々、でしょうか。
先ほども申し上げた通り、自分が思った通りの人生 = 自ら選択した結果の人生ということになります。
ではこれがそもそもの「狙い」とズレてきているのはどうしてなのでしょう?

今この現実の作者は「自分自身」!

自分が(いいと)思った通りの人生、すなわち自分が選択した結果できあがった人生。
そうです、ご自分で現実を作り上げている、ということ。
現実がうまくいっていない、ということは、どこかで選択を誤ってしまっているということです。

ではなぜそんなことが起きるのでしょう?
そもそもなぜその選択肢が「イイ」と思って選ぶことになったのでしょう?
長年の刷り込みや、まわりの反応などをうかがうことにより、本当はこうなんじゃないかなあ、と思いつつも違う方を選んでいたりしないでしょうか?

わかりやすい例でいうと、ランチに何を食べるかという話になって、自分は本当はラーメンが食べたかったのに、みんな日替わりランチがいいといったので、みんなに合わせて日替わりランチを選んでしまう、というアレです。
成功している人はそういう時「ごめーん、昨日定食食べたから今日は違うのがいいんだー! また今度一緒に行こうねー! 」などと言い、ラーメンを食べに行くのだそうですよ。

ちなみに日替わりランチがいい、という先ほどの話で「実は今日開店○周年記念で女性だけデザートがつくらしいよ! 」と言われて「あっ、それなら行く行く! 」となるなら話は別です。

ラーメンはいつでも食べられますが、そのデザートは今日しか食べられないかもしれない。
特別なひとときを過ごせるかもしれない!
おトク!
サイコー!

心の底からわくわくするなら、日替わりランチに変えるのは「アリ」なのです。
ただやみくもにみんなに合わせて日替わりランチ、はNGですが、自分が心の底から楽しめそう、と感じるならみんなと一緒に体験するのはOK
そういうわくわく感をともなう選択をこれまでしてきたのかどうか、改めて考え直してみてください。

迷走する占い師にならないで!

「どんな占い師になりたいか」が明確になっていない占い師さんは、結局迷走してしまいやすいといいます。

タロット1本でやっていく!
命・卜・相術バランスよく使って鑑定できる占い師になる!
鑑定だけではなく講座で占いを教えることもやれる占い師に!
ゆくゆくは雑誌や新聞の占い欄がかけるようになる!
テレビの占い番組に出る占い師を目指す!

というようなしっかりした目標などはあるでしょうか。
これが定まっていないと、あれやってみよう、あれダメだな、じゃあこっち、というようなフラフラした状態になってしまい、他の先生方にすすめられたものを盲目的にいろいろやるような形になってしまいがち。
結局自分で何がしたいのか、何をすればいいのかがぼやけて、そのうちわからなくなってしまいます

これではお客さまにしっかりとした鑑定を届けることができません。
きいているお客さまも「この占い師さんは何が言いたいんだろう? 」となってしまい、まったく鑑定結果が響かないことにもなりかねないのです。
自分の中がよくわかっていないので、そのうちだんだん外側に原因を求め始めます。
よくいう「相手が悪い、社会が悪い」と考えてしまうようなイメージです。

そうではなく、すべて自分の中に要因があります
まず自分がどういう方向性で行くのかしっかり決めることです。
そこから「そのために何をすればいいのか」「何が足りないのか」を考えるようにする、ということ。

お客さまのこれまでの道すじも再考しよう!

お客さまの鑑定の時も同じです。
お客さまが最終的にどうなりたいのか? をしっかりヒアリングした上で道筋を立てて行くのです。
特に今うまくいっていない、というのであれば、これまでの道筋に問題があると考えましょう。

仮に迂回路を選ぶことになったとしても、結果オーライならそれでよし。
ですが、できることなら迂回路でなく最短ルートを選びたいですよね。
では何が最短ルートなのか?
お客さまと一緒に考えていきましょう。