Q. 本業があるので、土日のみほぼ1日電話占いで待機しています。
ですがまったく外に出ず、ほとんどすわりっぱなしのため何だか太った気がします。
他の占い師さんはどう乗り切っていますか?
どうしてもすわる時間が長くなってしまう…
電話占いは在宅でできることがウリのひとつではありますが、近年待機時間が長くなる傾向にあります。
少ないところでも月間50~60時間、多いところでは100~120時間、何と200時間などというところもあるようです。
通勤時間がないのが最大のメリットである「在宅での占いの仕事」に立ちはだかる大きな問題が「運動不足」。
昼間は会社員として働く副業占い師の方も、専業占い師の方も、運動不足を気にする声があります。
副業の占い師の場合、昼のオフィスワークではコピーやFAXで立ち上がることがまだあるそうなので、完全在宅の方にくらべ「動いてはいる」といえそうです。
しかし近年のコロナ問題により、在宅ワークに移行するケースも増えているので、出勤時にくらべると確実に太った気がする、と気にされている方が多いのも事実。
すわりっぱなしの時間が増え、以前問題になった「エコノミー症候群」なども再注目のきざし。
長い待機時間をうまく使い、効率よく運動不足を解消する方法はないものでしょうか。
そもそも運動が苦手…
とりわけ運動に苦手意識がある方は、どうしても運動は「大変」「めんどくさい」「しんどそう」というような理由で遠ざけがちです。
運動とはいっても、別にフルマラソンを何本やれということでも、1000本ノックしろということでもありません。
しかしながら先のようなネガティブなイメージを持っていると、どうしても行動につながりませんね。
運動は心地よい、楽しい、気持ちのいいもの、気軽にできる、というようなイメージにもっていかないと難しいところがあるでしょう。
あるいは「これならできる」と感じることも大切。
そういう意味では、天候に関係なく手軽にその場でできるカンタンなストレッチがおすすめです。
ポイントは肩甲骨と股関節!
最近テレビなどで紹介されたこともあり、非常に人気が高まっているのが、Youtubeでの無料ストレッチ動画。
肩甲骨を3分だけ動かすストレッチなど、短い時間で効率よくできるものが話題になっているようですね。
特に肩甲骨・肋骨(脇腹)・股関節などを動かすのが人気になっており、NHKの番組でも股関節ストレッチがとりあげられるほど。
特にすわる時間が長くなると股関節に負荷がかかりやすくなると言われていますので、今まさにトレンドなのですね。
他にもインスタグラムなどで、整体院の方が発信する、手軽にできる「肩こりにきくツボ押し」「むくみをとるストレッチ」の動画が注目されています。
カンタンに試せるものはある?
在宅ワークでなかったとしても、股関節まわりを意識的に動かすことは重要です。
ウォーキングの時もなるべく歩幅を大きくするのがおすすめであるとのこと。
意識して1時間に1回程度、体を伸ばしたり動かしたりする時間を作りましょう。
パソコンでメールやチャットの鑑定をされている方は、首や肩にも負荷がかかりやすくなっていますよね。
疲れ目から頭痛を引き起こしたり、首のコリから肩 → 腰と痛いところが降りていくと言われているので注意が必要です。
玄関先や階段など、段差のあるところで踏み台昇降運動をするのもいいかもしれません。
またわざと背伸びをしないととれないような棚に比較的よく使うものを収納し、イヤでも立ったりしゃがんだりするような状況にしている、という方も。
何でもかんでも手の届くところに置いてしまうと、さらに動かなくなってしまいますから、あえてそういう方法をとるのもよいのでは。
特に人気になっている解消法2つとは?
肋骨や脇腹を動かすという面では、アメブロで人気になっている新田仁美さんの「ザクザク体操」なるものが話題になっています。
四十肩や五十肩に悩む方からも人気だそう。
少しコツが必要なようですが、動画もあるのでまねしながらやるだけでもよいようですね。
肩甲骨や股関節は接している筋肉の数が多いので、こういった部位を集中的に動かすことにより、効率よくほぐすことが利点でもありますから、一緒に動かしてしまうのがおすすめ。
もはやすでに体が痛いしストレッチもめんどくさい、という方には、ミオドレ式つぼ押しなるものもあります。
これはあごや鎖骨周辺など、決まった場所を押したり指をすべらせたりして周辺の筋肉にアプローチすると、筋肉の質が変わるというもの。
それにより脂肪燃焼力があがるということで、どちらかといえば運動不足というよりもダイエットという観点のものではありますが、運動しなくてもやせたい、とお考えの方には究極の方法かもしれません。
2020年にも雑誌の付録でミオドレ式マスクなるものが登場し話題となっていました。
ただかなり痛いようなのでご注意を。
ずっとつきあっていく自分の体をいたわろう
長い待機時間の息抜きがわりに、ちょっとしたストレッチをはさんでストレスを軽減させてみてはいかがですか。
とにかくいろいろな種類がありますので、きっとご自身に合うものが見つかります。
何種類か組み合わせたり、交互に行うことでも飽きずに続けていけるのではないでしょうか。