どうしても引きずってしまう…
人間ですから、忘れられないこと、ずるずると引きずってしまい何もできなくなってしまうことなどあったりするかもしれません。
占い師も人間ですし、そういう悩みをかかえたお客さまを何人も見ているうちに「自分にもそういうところあるよねー」と思い出してしまうこともあるでしょう。
世の中いいことばかりではないし、下積みの長い占い師も少なくありません。
占い師の仕事は稼げるときいていたのに、こんなはずではなかった…と思っている方もいることでしょう。
あの時はああだった、こうだったと、うまくいかなかったことを思い出してモヤモヤしてしまったりしていませんか?
しかしネガティブな出来事があったとしても、マイナスにとらえない方がベターなのだといいます。
そういうつらい経験をしたことで、それがこれまでの自分を振り返るきっかけになることもありますし、物事の視点を変える転機になったりするケースもあり得ます。
何にせよ、マイナスなことばかりではない、ということです。
自分は占い師としてどんなことがしたいのか?
今いちどこんな占い師になりたい、占いとともにこんなこともやってみたい、占い師になったからには仕事として極めたい、というような今後の目標、本当に自分がやりたいと思っていたことを整理してみましょう。
占いの勉強の過程で、これまでとは方向性が変わってきている人もいらっしゃるかもしれません。
今まではこんなことがしたかったけど、本当はこうしたかった!
改めて本当にやりたいこと、方向性を見つけたら、次の目標に向けて前進していく時です。
つまり「推進力」がとても大切。
しかしこれまで失敗してきたことや、イマイチなままで放置していることなどが残っていると、その推進力の足を引っ張ってしまいます。
自分の大切なエネルギーをムダにしないためにも、足を引っ張るような要素はなくしていきましょう。
エネルギーをリカバリーにとられてしまう!
元気いっぱいの時には、くよくよすることもなく、何ごとも積極的にすすめられますし、疲れすら感じません。
しかしどこか調子がよくない時には、外に出るのもおっくうになったり、食欲が落ちてしまったりと、げんなりして何もやる気がなくなってしまいますよね。
そういう時には、本来のエネルギーを自分の修復のためにとられてしまっているのです。
つまり自分のココロもカラダも健康にしておく必要があるということ。
そのためには「不健康になりうる要素」は切り離しておかなければなりません。
自分が占い師として進んでいきたい方向にまっすぐ進んでいくためには、ココロを乱す要素を手放し、決して無理をしないこと。
そして今自分を乱す要素からは遠ざかる勇気を持つということ。
これが一番大切です。
ステージアップのサインとも
また業界の方の話では、起きていたマイナスの要素 = この方向には進まないで! というサインであるとのこと。
それに気づき、うまく方向転換することで次のステップにすすめるのだといいます。
いうなれば中学を卒業して高校に行くように、高校を卒業して大学に行くように、自然に次の段階へ進んでいく時が来ましたよというお知らせなのだとか。
ちなみに手放して新しいスペースを作らないと、次に必要なものが入ってこないため、先には進めないという考え方があるそうです。
ですから、不安や心配ごとなどがあっても恐れずに手放していってください。
もうこんな悩みはいらない!
心配しなくても十分レベルアップしているから大丈夫!
そんな気持ちで水に流してしまいましょう。
新年度も過ぎたタイミングですから、ここから転機がスタートするのだ、とうまくリセットしていきませんか。