占い師といえば、オーラが見えたり、未来を見通すことができるイメージがありますよね。
そのため、「占い師になるには霊感が必要」だと思う方も多いでしょう。
…ということで、本記事では占い師と霊感について解説しようと思います。
「占い師になりたいけど霊感がないからどうしよう…」と迷っている方、必見です!
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「占い師は霊感がある」と思われるのはなぜ?
「占い師は霊感がある」と思われる理由は、歴史的背景にあります。
霊感を用いた占いは古から存在します。
神や霊といった超自然的な存在と交信する、いわゆる「シャーマン」が、神の言葉を聞き、その年の吉凶を占いました。
当時の占い師は霊能者を兼ねていた、ということですね。
その後時代は進み、占いは大きく4つに分けられます。
星占いや数秘術など、生まれた時の情報を使って占う「命(めい)」。
タロットやダイスなど、偶然を使って占う「卜(ぼく)」。
手相や風水など、ものの形から吉凶を占う「相(そう)」。
霊視やチャネリングなど、霊感を使って占う「霊(れい)」。
そして現代。
マスメディアはスピリチュアル・ブームの度に、「霊」を得意とする占い師に焦点を当てています。
ゲストの前世を読み解いたり、怖い体験談を話す番組を見た記憶はないでしょうか。
人気の出た占い師は、更に様々な番組に出たり本を出版をしたり…こうして「占い師=霊能者」のイメージが広がったのです。
映画やアニメ、漫画の中でも、霊感を持つミステリアスな占い師が多く登場していますね。
その方がエンターテイメントとして需要があるからです。
以上から、
- 古の占い師のイメージ
- マスメディアでの取り上げ方
- エンターテイメントでの描かれ方
…が、「占い師は霊感がある」というイメージをつくったといえるでしょう。
占い師になるのに、霊感は必要なのか?
では改めて、占い師に霊感は必要かを考えてみましょう。
前述の通り、占いは「命」「卜」「相」「霊」に分けられています。
そしてこの中で霊感を使うのは「霊」だけ。
つまり霊感がなくても、「命」「卜」「相」ができれば、占い師として十分に活躍できます。
また占いの館や占いサイトの求人面でも、「霊感があること」という条件はほぼありません。
霊感は目に見えないもの。
そのため「霊感がある・ない」「霊感が強い・弱い」を判断する、ハッキリとした基準がないことも理由でしょう。
占い師には、霊感など特別な能力が必要と思われがちですが、実際はそうではありません。
相手の悩みや不安をよく聞き、占いの結果を参考に助言するのが占い師の仕事なので、未経験からでも始められます。引用:資格のキャリカレより
引用元にも記載されている通り、占い師の仕事は「占術を用いて相談者の悩みに答えること」です。
そして相談者が一番気にするのは「当たるかどうか」なのです。
実際、筆者の占い師仲間にも、「霊」ではなく「命」「卜」「相」を用いて活躍している占い師が大勢います。
占い師になるのに、霊感は必要ありません。
自分には霊感が無いから…と弱気になるよりも、占いの精度や的中率を高めることに意識を向けましょう。
霊感は身につけられるのか?
占い師になるのに、霊感は必要ありません。
しかし「それでも霊感が欲しい!」と思う方もいるでしょう。
筆者も時々「霊感を身につけるにはどうすれば良いの?」と相談を受けます。
実は、霊感は誰もが持っている能力。
その能力が「覚醒している」か「眠っているか」が、「霊感がある」「霊感がない」の違いとなります。
では、どうすれば霊感を覚醒できるのでしょうか?
下記に筆者が考える『霊感を覚醒させる3つの方法』を記しました。
是非参考にしてくださいね。
霊感が強い人と行動しよう!
時々こんな話を耳にします。
「霊感のある友人と遊ぶようになったら、自分も不思議なものをみるようになった」
これは十分に起こり得ることです。
例えば真夜中に光がないと、普通の人は手元が見えず本が読めませんね。
しかし隣にランプを持った人が現れると、一時的にですが読めるようになります。
それと同じように霊感のある人がそばにいると、その影響で一時的に感覚が鋭くなる場合があるのです。
その状態が続くと、いつの間にか自分もランプ(霊感)を持つようになっているでしょう。
瞑想をしよう!
瞑想とは、自分の内側に意識を向け見つめなおすことです。
神経が研ぎ澄まされ敏感になるだけではなく、第三の目(サードアイ)を活性化させる働きがあります。
第三の目は、目に見えないものを見通す場所であり、活性化することで霊感を高めることが出来ます。
瞑想の方法は様々ありますが、まずは呼吸法を使ったシンプルな方法を試してみましょう。
呼吸法を使った瞑想法
- 椅子に座る、あぐらをかくなど、楽な姿勢をとり背筋を伸ばす。
- 軽く目を閉じる。
- 鼻からゆっくり息を吸う。
- 倍の時間をかけて鼻からゆっくりと吐く
- 上記を3~4回繰り返す。
瞑想中はおなかに手を当て、空気が入っていくのを意識しましょう。
他にもYoutubeなどで、瞑想の音声ガイドも多く投稿されています。
自分にぴったりの瞑想方法を試してみてください。
大切なのは「続ける習慣」です。
パワースポットにいこう!
パワースポットに行って、エネルギーをもらうのも良い方法です。
パワースポットとは、
- 大地のエネルギーが溢れ、活力を得られる場所
- 神社仏閣など、訪れることでご利益が期待できる場所
訪れるだけで、まるでシャワーのように良質なエネルギーを受け取ることができるでしょう。
パワースポットは検索すれば沢山出てきますが、中には集客のため、力がないのにパワースポットだとうたっている場所もあります。
見極めるために口コミを調べたり、事前にその場所の写真や映像を見てみてください。
「心地良いな」と感じる場所であれば、あなたとの相性も良いでしょう。
是非訪れてみてくださいね。
霊感がある場合のメリット・デメリット
- 占い師になるのに霊感は必要ない
- ただし霊感が欲しい場合は覚醒させる方法もある
…ことをお話ししました。
ここで考えて頂きたいのは、「自分がどんな占い師になりたいか」という明確なビジョン。
占術を極める占い師になりたいか、霊感を極める占い師になりたいか…。
最後に霊感を持つことのメリット、デメリットを記しますので、セルフブランディングの参考にしてください。
霊感があることのメリット
霊感があれば、通常では占いにくい相談内容にも対応できます。
例えば、筆者が過去に受けた相談がこちら。
- 前世を教えてほしい
- 守護霊と会話したい
- 生霊がついている気がする
- 宇宙からのメッセージを受け取りたい
このような個性的な相談に答えることができれば、占い師としての幅も広がります。
自身のプロフィールに記載できるのも強みですし、場合によっては「特別な相談に対応できる」という付加価値により、料金を高く設定することも可能でしょう。
これは筆者調べですが、電話占いやメール占いの方が、対面よりも霊感の需要が高いようです。
霊感を得た経緯まで説明されていることも多く、占い師・相談者共に関心の高さが伺えます。
霊感があることのデメリット
占いに訪れる相談者は、様々なエネルギーを抱えています。
ポジティブなエネルギーなら良いのですが、不安や悲しみ、苦しみといったマイナスエネルギーを抱える相談者が多いのが現実。
そして霊感のある占い師は、マイナスエネルギーの影響を受けやすいのです。
対面占いでは相談者と直接、電話占いでも電話ごしに相談者と「つながる」ため、終業時間にはぐったりしてしまうことも…。
また、相談者に生霊や霊がとりついている場合も、ダメージを受ける可能性があるため注意が必要です。
同じ理論、同じ手順を使う占術の場合、的中率は大きく変わりません。
しかし霊感に頼る場合は、占い師の体調やコンディションが影響する場合もあります。
気分が悪い時や集中できない時、占い師自身に悩みがある時は、的中率が下がる可能性があるのです。
対策としては、
- 体調が悪い時は依頼を控える
- こまめに自身を浄化する
- 占術も併用することで、的中率を安定させる
…などが考えられるでしょう。
身体は資本です。
長く占い師を続けるためにも、心身の健康を優先しましょう。
まとめ
占い師になるために、霊感は必要ありません。
大切なのは「占術を用いて相談者の悩みに答えること」そして「当たること」。
まずは、占いの精度や的中率を高めることに意識を向けるのが良いでしょう。
ただ、もし「霊感を身につけたい」と思った場合、それは不可能ではありません。
霊感を持つことのメリットとデメリットをふまえ、『霊感を覚醒させる3つの方法』にチャレンジしてみてくださいね!
それでは、良き鑑定師ライフを!