【占い1年生】占いメニューの作り方

多くの”占いを仕事にしたい”人からのリクエストにお応えしてスタートした「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、占いメニューの作り方についてご紹介してまいります。

占いメニューは自分で考える

サイトに登録しても、個人でやるにしても、お客さまに対する「占いメニューの提供」はご自身でしなければなりません。
そこでポイントになるのが、

何を使って占うのか(占術)
どんな内容で占うのか(ジャンル)
何か制限を入れるのか(女性限定、学生限定など)

といった部分です。
たいていの場合、上2つについては問題ありませんが、何か制限を加える場合、所属サイトによっては好ましくないと言われる可能性があります。
サイトを運営する側からすれば、より多くのお客さまに鑑定を受けてほしいと考えているわけで、そこに制限が加わってしまうと、お客さまが離れてしまう可能性がありますよね。
ですので、まずは「占術」と「ジャンル」にしぼって考えていくのがよさそうです。

どんな占術で勝負するのか?

さて、ではどんな占術でお客さまのお相手をしますか?
以前にもお話ししたように、命・卜・相の3カテゴリーからひとつずつ選ぶのがベストですが、まだ学びたての方やそこまで追いつかないという方は、ひとつないしふたつでも問題ありません。
具体的にどんなものがあるかは過去記事をご覧ください。

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占術がまだ定まっていない、という場合は、所属サイトや自分が占いを提供するプラットフォームなどにおいて、あまり他の人とかぶらないものを選ぶ、というのもひとつの戦略です。
ただあまりにもマイナーなものを選んでしまうと、かえって目にとまりにくくなるよう。
王道ともいわれる西洋占星術やタロットでは選ばれないかもしれない、と感じるのであれば、それ以外の占術で人数がそれほど多くないものを選ぶようにするとよいかもしれませんね。
いろいろな占術でフィルタリングしながら探ってみてください。

どんなジャンルで勝負するのか?

次にどんなジャンルでいくか、を考えてみましょう。
占い師になりたいという方から「あまり恋愛の話が得意ではないのですが、恋愛の占いができないとダメなのでしょうか」というご質問が以前ありましたが、決してそんなことはありません。
恋愛の占いをしたくない、ということであれば「対人関係ならおまかせ」「仕事の悩み専門」などとうたってみてはいかがでしょうか。

ただし恋愛も対人関係にからんでくる話であることや、現状の相談内容が8割以上恋愛がらみであることからも、占えるようになっておけば仕事の幅は間違いなく広がってきます。
業界の先輩にうかがうと「何でも占います、という人よりも何かに特化した占い師さんの方が目にとまりやすい」とのことですから、先ほどのような「◯◯専門」のようなキャッチコピーがあった方がよいのかもしれませんね。
過去記事も参照してください。

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出品画像が必要なケースも

最後に出品の画像についてですが、これはサイトに所属している場合、事務局で用意してくれることが多いようです。
ですがサイトが用意してくれない場合や、個人でまだ集客をする必要がある場合には、ご自身で用意しなくてはなりません。

出品の画像というのは、プロフィール写真とは別に、自分が出している占いメニューに対してつける写真のことです。
ないサイトもあります。

美しいカードでお客さまの目をひきつけるもよし、キャッチコピーのみで注目させるもよし、このあたりは個性が出てくるところですね。
ただキャッチコピーのみ、となると、文章のセンスも必要になってしまうので、最近SNSでよく見られるCanvaを使って出品画像を作ってみてはいかがでしょう。

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どうもピンとこない、という方は、STORESWORDSなどを試しにのぞいてみてください。
かなりの確率でCanvaを使った出品画像に出会えます。
まずは近い雰囲気のものをマネしつつ作ってみるところからスタートしてみましょう。

あとは全力でお客さまを鑑定するだけ。
メモをとりながら相談内容をしっかり絞り込んでみましょう。