とにかくどんどん記録する!
占いの精度をあげるためには、とにかく占い続けることが重要であるといいます。
つまり記録をつけていくということ。
しかしながら実際やってみると、たかが毎日1枚カードを引くだけであってもかなり大変であることがわかります。
ましてやカードを引くだけで終わりではなく、そのカードからどんなことが読み取れるのか、どう感じたのか、などを書かないといけませんよね。
そして1日が終わり、今度は検証作業。
このカードが意味していたものはひょっとしてこのことかな? ということを記録していくことも必要になります。
最初は楽しくやっていたのに、だんだん面倒に感じてくるかもしれません。
それはズバリ「義務」になってしまっているから。
「ねばならない」がくっつくと、とかく何かと人間はゲンナリしてやる気を失います。
そのうち何かの拍子に1日休み、2日休み…。
気づけばもう何週間もやっていない、ということになってしまいがちです。
そもそもなぜそんなことになってしまうのかといえば、潜在意識に「こういう作業は大変」というのが刷り込まれてしまうせい。
「やるのが楽しい」「苦にならない」でないと、続けていくことはかなり困難になってしまうでしょう。
ではそうならないためにどうしたらよいのでしょう?
ダイエットで考えてみると…
たとえばダイエットをする、ということになった場合どうでしょうか?
いきなり1日1食にしたらおなかがすきすぎて続かない。
途中で飲み会が入ったからやり直し、これがえんえんと続きそのうちやめてしまう。
こんなパターンになったりしていませんか?
しかしダイエットが続いている方にきいてみると、
○○を食べるとよい、ときいたので、それを使う料理をいろいろ試していたら、全然飽きずに続けられた。
どうしたらいっぱい食べてもやせることができるか、を考えて、あれこれ試行錯誤しているうちに時が過ぎた。
つまり続いている人たちは、少なからず楽しみながらやっている雰囲気がうかがえます。
そして可能な限りハードルが低い(ダイエット = 食べてはいけない、ではなく食べてもいいと考えるなど)ので、無理なく続けられるのではないかと推測できますね。
まずはハードルを少し下げよう
占い関連もこれに当てはめていけば、まずはハードルが低い = 気軽に、というのがメインテーマになるといえそうです。
いきなり毎日やろうとするから続かないのです。
まずは月1回、週1回からでもOK。
何曜日と決めてもいいですし、毎月○日としてもかまわないのです。
自分のわかりやすい日程や曜日を選ぶところから始めましょう。
満月の日に満月のメッセージ(新月の日に新月のメッセージでも可)、月初めに今月のメッセージなど、パターンはいろいろ考えられます。
検証が面倒なのであれば、月初めに今月のメッセージを引いておき、月末に検証するというやり方も。
慣れてきたら週2日、3日と増やしていくと自然にできるようになりますよ。
書き留める内容もさほど詳しくなくて大丈夫です。
「このカードを見て赤がすごく目立つと感じたので、何か警告のサインのように思った」→ 「何と階段で転んですりむいてしまった! 軽い出血だけどまさに赤!」くらいで問題ありません。
これも慣れてくればたくさん書けるようになります。
焦らずに続けましょう。
もちろんピンとこなかった日は「このカードを見てもぜんぜんピンとこなかった。はてどんな日になるやらまったく未知数」でよいのです。
検証の段階で「あの時はまったくピンとこなかったけど、改めてカードを見たら○×が載っていることに気づいた! あの▲□はこのことだったのか!」とわかるかもしれないのです。
「書かなくてはならない」と考えなくてOK。
SNSの発信などをしなくても、自分のことだけで練習材料になるのです。
新しいカードを入手した時にでもはじめてみませんか。