占い師からお客さまへ 人気の粗品集

Q. お越しいただくお客さまに、何かお気持ちを…と思うのですが、どういったものが人気なのでしょうか?

お客さまに何か差し上げるチャンスは多い

イベントや対面占いの後など、占い師からお客さまへお気持ちをさしあげる「粗品」のようなものをご検討されている方がいらっしゃるようです。
また年が明けたことにより、お年賀のようなものを、と考えている方も。
どういったものが喜ばれるのでしょうか。

イベントの他、春分や天赦日、クリスマスといった年間の決まった日などにプレゼント企画として、占い師からお客さまに何かさしあげる、ということは、かなり意識されている印象があります。
具体的にはどういったものがあるのか、業界の方におうかがいしてみました。

年明けの王道? 種銭

まずはやはり年明けということで、ご自身でサロンを立ち上げている占い師の方を中心に、種銭をお渡ししているというご意見がありました。
縁をイメージさせる赤い糸が5円玉に結んであり、開運祈願の神社などで種銭を洗い清めてきたものだそうです。
主に新年~10日、15日くらいまでにお配りしているとのことでしたが、時期に関係なく来てくださってありがとう、の意味でお配りするのはいかがでしょう。

多数派? パワーストーン系

中でも比較的多かったのが、天然石関連をプレゼントする、というもの。
浄化用のさざれ石少量、パワーストーンのタンブル1コなどから、パワーストーンのブレスレットやワイヤーでパワーストーンを巻いたチャームをお渡ししたという方も。
やはりパワーストーンは人気アイテムですので、恋愛、仕事、開運など数種類から選べるような形にしているそう。
これは、というお願いを持っているお客さまにはウケるのかもしれません。

ガチャガチャ的に見えないよう袋に入れてお渡ししているケースもあるようですが、不思議とみなさんお好みのものを引き当てるとのことです。

いつでもお手元に…開運待ち受け

いわゆる開運待ち受け(画像など)をお送りするという方もいました。
絵心のある方ならいいかもしれませんね。
1枚1枚手描きという形は特別感がありよいものですが、絵が苦手な方もいますので、その場合「書」でもよいでしょう

最近は龍体文字が人気のため、お客さまの願いごとに準じた文字を書いてさしあげてもOK。
ただし少数派のように感じます。

定番? オラクルカード1枚引き

オラクルカードなどの1枚引きで、今必要なメッセージを出すという意見もありました。
ふだんからオラクルカードで鑑定をしていない場合は、目新しさもありよいかもしれません。

ただ1枚引きの場合、ある程度深く読んでいかないといけない部分もあるため、卜術メインでやっていない方にはハードルが高い可能性も。

持ち歩きには便利? 浄化塩

浄化アイテムとしてお塩をさしあげているという方もいらっしゃいます。
特にヒマラヤ岩塩のピンク色のものが人気のよう。
お財布などに入るくらいの小さい袋にきっちりつめてお渡ししていますというご意見もありました。

中にはもらったお塩をお通夜のごとく帰宅時に頭からかけたり、お風呂に入れたりされているお客さまもいらっしゃるそうです。
持ち歩きするという観点からも、お塩は便利かもしれませんね。

心をこめて…手書きのメッセージ

手書きのメッセージを名刺の裏に書いて渡しているというご意見も。
昔ながらのやり方ですが、インパクトのある名刺であれば印象に残りやすいかもしれません。
また現在はメール中心の社会になってきていますので、手書きというだけでうれしく思う方もいるとのこと。

先ほどの龍体文字もそうですが、お相手に対しその場で書いたりすることで印象がアップする効果も見込めそうです。

このように各人工夫しながら、お客さまへのお気持ちを示そうとしているようです。
モノで釣るようでイヤとお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、何かの折に参考になれば幸いです。