占い求人に応募する時の注意点~必ずおさえるべきポイント3つ~

占い師になるために、各種占い関係のサイトの求人に応募したり、あるいは占いのサイトからSNS経由でスカウトがきた、ということで登録しようとしている方がおられると思いますが、やみくもに登録しようとされているならちょっと待ってください。
まずは登録してよいものかどうか、しっかりとチェックすることが重要です。

一般の就職活動でもそうですが、やはり相手先のリサーチは必須です。
自分の体だけではなく時間も預けることになるわけですから、長い目で見て問題ないかきちんと把握しておかないと、後になって「こんなはずじゃなかった」「他のところにしておけばよかった」など後悔することにつながりかねません。
スカウトがきて素直にうれしいと感じておられる方も、同様に相手先を必ず確認しておきましょう。

新規がよいのか老舗がよいのか

お話をきいていて非常によくあるのが、これから新規オープンで占い師の方を大募集しています、という求人広告やスカウトがきたというケース。
新規オープンということは、当然広告宣伝活動もそれなりに力を入れていると考えられますが、

母体が占い関連の会社で系列会社や子会社として新規オープン
母体がまったく違う会社で占い業界に新規参入
占い好きが興じて個人で占いの会社を作ってしまった

では、だいぶ違いが出てくることがおわかりいただけるでしょう。

まず母体が占い関連の会社で、傘下に新たに同業の会社を設立する場合ノウハウがありますので、規約なども母体の会社のものを踏襲するなど、それなりに形になった状態でオープンすることが予測できます。
しかし母体がまったく違うのに異業種に新規参入する場合は、業界のことがよくわからずに開業してしまう可能性があり、後になって頻繁に規約などが変更になる、といったトラブルになりやすい傾向が見られます。
また占い好きが占いの会社を作る、というケースでは、オーディションなしで登録できるなど、スムーズに入れることがあるものの、その分質の悪い鑑定が入るリスクも当然あるので、客層が悪くなったりお客さまが他に流れていく場合があるとのこと。

そうなると老舗がいいのか、という話になるのですが、業界ではおおむね創業5年以上が目安とされているようです。
「占い 求人」「占い師 募集」などで検索をかけると、非常に多くのサイトがヒットするでしょうが、その分ライバルが多いということになりますので、その中で5年も創業していけるというのは、企業努力やお客さまに支持されているという面があってこその話。
つまり5年持たずに消えてしまうところが少なくないのです。
新規オープンで5年持つかわからない、と不安を感じるのであればそれなりの実績を持っているところに登録をするのがおすすめです。

特定商取引法表示があるか

一般のお店でもそうですが、HPなどでは必ずこういった表示があるものです。
先に述べた系列会社などの場合、運営会社や代表者の名前が同じになっていますので、仮にオーディションに落ちた場合、同系列の会社は避けた方が無難です。
社内でデータ共有をされている可能性が高く、また落とされるリスクが高まるためです。
可能であればこの運営会社の評判なども調べてみましょう。
過去に問題を起こしている会社であれば避けた方が賢明です。
またそもそも特定商取引法表示がない、あるいは探してはみたがとてもわかりにくいところにある、というところも避けた方がよいでしょう。

占い師を募集していることをはっきりうたっているか

お客さまに対するページはしっかり作ってあるのに、肝心の占い師を募集しているのかどうかについてはよくわからない、というお声をよくききます。
中には占い師同士の紹介で人員を補充するので特に募集はしていない、というところや、あまり占い師を集めることに力を入れていないところもあるようです。
もちろん通年で求人・募集をしているところもあります。
しかし裏を返せば、それだけ人員の入れ替えが激しいかもしれない、という見方もできますので、最終的には総合判断となるでしょう。

長く活動していくことを考えるなら、業者選びは横着せずきちんと自分で行いましょう。
よくない会社で我慢して働き、心や体を病んでしまうことのないよう気をつけてください。