【占術迷子さん】姓名判断がいいなら占い師の名前変えたい

自分がどんな占いをしたらいいのかわからない!
今の占術が合ってないみたいなので違うものに変えたい!

そんな占術に迷うみなさんのためのコラムが「占術迷子さんシリーズ」です。

これから占い関連の求人に応募する予定の方、個人で占い師として活動しようとしている方、いずれにせよ占い師としての名前は必要。
占い師の改名を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
中には占い師の名前をつけてほしい、と依頼される方もいるかもしれませんので、参考になるようなお話をしようと思います。

昭和の頃は姓名判断がブーム

昭和の時代は姓名判断がブームだったこともあり、かなり本も出ていた印象ですが、最近は感覚で名前をつけられる方や、この字を絶対に使いたいというこだわりを持つ方が増えてきたようで、話題にあがることは少なくなってきました。
しかしココナラなどでは、最近でも需要があるようでアクセスも集まっているようです。
今回はこれをテーマに考えていきます。

姓名判断では、名前がその人の過去・現在・未来を暗示していると考えるそうです。
それに基づき5つの「格」を出し、運に分類するのだそう。
中には姓名判断は当たらない、漢字とか画数とか関係ないでしょう、といった意見もありますが、姓名判断をされている方にうかがうと、名前の漢字や画数以外に名前の響き(音)や読みについても人生に関わる、と断言しておられます。
なぜそういうことになるのでしょうか。

名前はその方を示すものであり、どこにいってもついてまわります。
名前がなければ誰だか認識されないわけですよね。
もちろん女性の場合、結婚して姓が変わることもあるでしょう。
しかし下の名前は基本的に変わりません。
時代劇などではけっこうカンタンに「名を改めまして○○と…」といったセリフが登場しますが、明治時代に戸籍上の名前は変えられない「改名禁止令」が出されたこともあり、おいそれと変更することはできなくなりました。
昨今ではいわゆる「キラキラネーム」により、裁判所で改名を認めた例はありますが、こういう特殊な事例でもない限り、まず変更はできないと考えた方がよいでしょう。
となると、子供が生まれた時いいかげんな名前、ひらめきや思いつきで出てきた名前をつけない方がよいだろう、ということはおわかりいただけると思います。
そしてまだ姓名判断がブームだった頃を知っている世代の方も多数生き残っておられますから、姓名判断でつけるのが当たり前だ!! と主張され、意識せざるを得なくなった、という方もいらっしゃるようです。
この姓名判断でつけるのが当たり前、と考える世代の方の意見としては、やはり自分の大切な子供や孫にいい名前をつけてあげて、少しでもいい人生を歩んでもらいたい、とのお考えがあるようです。

姓名判断でつけた名前なのに運がよくない!?

もちろん中には姓名判断で見ると大吉の名前なのに人生がドン底でひきこもりになってしまったとか、大凶の名前ですが起業して成功しています、というような例も見受けられます。
姓名判断反対派の意見の源はこのあたりにあるのかもしれません。
ですが気の持ちようというものもあり、いい名前を持っているんだ、いい運気をつけてもらっているんだ、ということを意識し、前向きに行動することで、自分で運を引き寄せることも不可能ではありません。
しかしながらどうしてもイマイチ自分の名前が好きになれない、自分の名前を書くだけでもやもやする、という方もいらっしゃいます。
そういう時にはプチ改名といって、ハンドルネームや源氏名、ビジネスネームなどをいい画数のものに変えるという方法があります。
占い師の名前を新しくつける、あるいは今の名前だとどうもイマイチなので変更したいというにも活用できますね。
起業を考えるなら屋号の時にも使うことができます。
今の占い師名がよくないのではないか? と心配な方は改めて確認してみてください。

5つの「格」で判定

それでは5つの「格」についてみていきましょう。
まず天格ですが、これは名字の「総画数」で表されるものです。
いわば生まれ持った宿命運、因縁などが含まれるところです。
ただ名字の総画数ですから、結婚で名字が変わる時には今まで先祖からいただいていた要素 → 結婚相手の先祖からもらう影響へと変わるため、運勢も変わるとされます。
これにより後述する「人格」や「外格」に影響がおよぶことになるのです。
人格は「名字の最後の文字と名前の最初の文字の画数をたしたもの」で、中心的な運勢とされている部分です。
性格や嗜好性に影響するといわれています。
結婚で名字が変わるとここの運勢も変動してしまいます。
地格は名前の「総画数」で判定します。
趣味や嗜好性、才能面などに関わってくる場所だそうです。
結婚しても地格は変動しない点に注意が必要です。
外格は「フルネームの総画数から人格を引いた画数」で、社会性や恋愛、家庭関係などに影響するところであるといわれています。
フルネームの総画数が関わってくるところなので、名字が変わった時に影響を受けてしまうところです。
総格は姓名の「総画数」。
晩年の運勢に強く影響するところだそうです。
人の成長に重要な部分というところでしょうか。
その他に名字の画数+名前の最初の文字の画数で示す「社会運」や名字の最後の文字の画数+名前の総画数でみる「家庭運」、画数がそれぞれ奇数か偶数かでみる「陰陽五行」などの要素で深くみていくようです。

これから占い師の名前を考えたい方、新しく占いの会社に移籍するにあたり名前を変更したい方などに参考にしていただければと思います。
また流派によって多少考え方が違うところもあるようですので、よく比較検討されることをおすすめします。