なぜ同じようにできないのでしょうか

履歴書はちゃんと記入するのに…

就職の時、履歴書(手書きでもエクセルでも)を書いて写真を貼り、企業に提出しますよね。
自己PRも練りに練って書いているかと思われます。

しかしマッチングアプリになると、なぜかプロフィール欄がほとんど空白で「いい出会い探してまーす」くらいしか書いていない、写真も載せていない、それでなかなかメールがきません、とお客さまが相談にくるのはどうしてなのでしょう?

仕事も恋愛も結局は同じです。

なぜ履歴書を書くのか?
なぜプロフィール欄を埋めるのか?

いずれも「自分という人をわかってもらうため」ではないのでしょうか?

あるいは入試会場まで行かなくてはいけない時。
入試の時間は何月何日の何時から、開場は何時からと記載があれば、それに間に合うように出かけますね。
行ったことのないエリアであれば、乗換案内などを参照しながらルートをしっかりおさえておくはず。
遅刻したらアウトですから、各人かなり気をつかうところでしょう。

しっかりしている人は「金額が安めでなるべく乗り換えのないルート」を探しているかもしれません。
適当に行けば大丈夫、などと考える人はほぼいないはずです。

「行動につながるもの」に注目!

履歴書をしっかり書いて企業に出す
マッチングアプリでプロフィールと写真を使い、しっかりアピール
入試会場まで遅刻しないように出かける

これ、いずれも行動につながるものばかりです。
これらの行動をするから合格をする可能性につながったり、気の合うお相手と出会えるチャンスが広がったりするのだということ。
だからこそ「行動することが大切」と言われているのですね。

しかしながらなぜか「お金持ちになれますように、と神社にお参りしてしっかりお願いしたからもう大丈夫」とか「○○になりたい、子どもの頃からの夢でした。いつか叶うと思います」など突然あいまいな印象になってしまっている方がいます。
「占い師の仕事に挑戦したい、でも何をすればいいかわからない」、そしてなりたいなりたいと思うだけで日々過ぎていく…というお話も聞こえてきます。

いずれも行動が途中で途切れたり、そもそも行動につながっていないものばかり。
なぜ同じようにできないのでしょう?
入試会場に遅刻しないで向かうのと同じ感覚でなぜ行動できないのか、今一度考える必要があります。

あいまいなものから絞り込む!

お金持ちになりたいのであれば、どんなお金持ちになりたいのか、あるいはお金を手にしたらどんなことをやっていきたいのか、などの目標をまずは決めましょう。
仕事として占い師を目指したいなら、占いを使って何をしたいのか考えてみるのです。

そしてその目標をいつまでに達成したいのかを考えてみてください。
銀座に行きたい、という時、銀座線で行く人、丸ノ内線で行く人、有楽町から徒歩で向かう人などさまざまですが、人生においてはルートそのものを定めなくても問題ありません。
しかし「いつまでに」「こんな目標を叶える」「そのためにまずはこんなことをやる」ということはしっかり決めておくことです。

宝くじを当てたい、と考えた時に、宝くじをそもそも買わなければ当たることはありませんね。
宝くじを当てるためには「宝くじを買う」という行動が必要になるのです。

そして宝くじを当てて何をしたいのか、もしっかり決めておきましょうということ。
「2024年のドリームジャンボで1等を当てる! 」とした場合なら、発売時期が決まっているのでいつ買うかも決まってきますね。
その期間のお日柄のよい日に買ってもいいし、発売初日や最後の発売日を狙うということもあるかもしれません。
そしてドリームジャンボを当てて何がしたいのかも重要です。

こういうことをしっかり決められるようになると、お金が回りだすのだと業界の先輩方はおっしゃっています。
今どうにもうまくいっていないな、という占い師側もお客さま側も、どこかの部分があいまいになっていないでしょうか?
この部分を常に意識していると、今後の鑑定にも役に立つことでしょう。