自分を安売りしてはイケマセン

たとえどんなことがあっても自分を安売りすべきではありません
自分の価値を下げてまで何がしたいのですか?
誰かのために尽くすことは確かに素晴らしいことかもしれません。
ですが自分をないがしろにして相手に尽くしすぎるのはいかがなものでしょう

占いメニューが売れないから値下げ!?

よく自分の占いメニューが人気がないから、ということで値下げを考えているという方がいます。
しかしそれは間違い。
意外とメニュー名がイケてなくて選ばれていなかっただけだったりするものです。

タロット占い: 10分1500円

というようなシンプルなものにしていないでしょうか。
そうではなく、いろいろな占いサイトを見て「どういうタイトルのものが選ばれているか」を研究してメニュー名を決めてみましょう。

累計○○○人が驚いたタロット! 不倫相談もOK: 10分2000円
的中力に涙する人続出!! 片想いに効くタロット: 10分1500円
起業できたと評判! 転職の分かれ道で使いたいタロット占い: 10分1500円

このような「数字をからめるやり方」「用途」をはっきり書くことも、お客さまの目をひくポイントです。
恋愛系に強いか、仕事系が強いかによっても、どの占い師を選ぼうかとお客さまは考えます。
やはり恋愛についての相談は恋愛に強そうな人にお願いしたい、と考えられているのです。
ですのでメニューに専門性を出しておくことは大切な要素です。

値段を下げればいいというものではない!

また値段だけを下げても売れないことが多いようです。
むしろ値上げして、内容をボリュームアップした方がおトク感が増してよい、という意見もありました。
しかも単価があがることで、目標金額に対し相手をする人の人数が減りますから、ひとりあたりにさく時間が増え、その分丁寧に鑑定をすることができるのです。
鑑定の質があがるわけですから、顧客満足度も高くなりリピートにつながりやすくなるといえます。

特にまだ駆け出しの占い師さんの場合、自分の鑑定メニューにいくらつけたらよいものか悩むこともあるでしょう。
この程度なら10分1000円くらいかな、と感じるかもしれませんし、いやいや500円レベルでしょうと思うかもしれません。
しかしその金額に対し、顧客満足度がどの程度かということまではあまり考えられていないようです。
要するに「コスパ」です。

こんな安いのにいろいろ鑑定してもらえた! あれで500円はあり得ない!

と感じるか、

まあ500円ならこの程度だよなあ…

と感じるかということです。
お客さまが知りたいことは○○で、○○について語るのはもちろんだけれども、そこに+αで△△な情報もお伝えできる! ということを伝えられているでしょうか?

先ほど占いサイトを研究してメニュー名を作ってみましょう、と申し上げたのは、その占いメニューを見てどんな内容が盛り込まれているものが人気になっているか、をしっかりおさえる目的もあるのです。
選ばれてランキング入りしている占いメニューは、それだけお客さまからのニーズがあるということです。
そこから真似して内容を持ってきたと仮定した時、自分はいくらで対応することができるのか? と逆算してみてもいいかもしれませんね。

苦手なジャンルを無理に占わなくてOK!

また苦手なジャンルに無理に手を出す必要もありません
たいてい仕事も恋愛も家庭についても、幅広くみられる占い師でないと選ばれない、と考えがちですが、自分の得意なジャンルを一点集中させてももちろんOKです。
業界でも「自分は転職回数が多いので、仕事の悩みに特化しています」という方がいらっしゃるほど。

業界的に恋愛系の悩みが多いことは知られていますが、現状はコロナ問題なども関係しているのか、仕事の相談も増えてきているそう。
ですので恋愛問題は苦手、という場合、無理に恋愛相談を受ける必要はありません

先ほども話に出たような「コスパのいい占いメニュー」をしっかり考えてみましょう。
占いの福袋のようなものをイメージするといいかもしれません。
福袋はたいてい価格以上のものが入っていますよね。
実際の福袋は「これいらないわ」というものが入っていることもあるようですが、占いの福袋ではそういうことのないよう、よくニーズを調査して決めていきましょう。

どうすればより多くのお客さまが悩みから解放されるのか。

これをベースにして価格・内容を見直してみませんか。