100人いれば100通りの現実がある

目の前の世界はみんな違う!?

今目の前に広がっている現実はみんなバラバラなのです。
つま先を同じ方角に向けている、いわば「同志」であろうとも、双子のきょうだいであっても、実は見ている景色が違うのだそうです。
ひとりとしてまったく同じ景色を見ているわけではない、そしてその景色とはつまり自分がこれまで育ってきた環境や、まわりにいる人々、一緒に暮らす人々などから受ける価値観といったものが「見せてくる景色」ともいえそうです。
ということは、そういう価値観を手放したり、環境を変化させたりすることで「見える景色が変わる」ということなのですね。

育った環境が違うふたりが結婚する、ということになった時、相手の考え方が受け入れられない、というケースがあります。
ある人は親にあいさつするのが先でしょ! と感じ、ある人はそんなの最後でいいじゃない、と思う、それが違和感になり結婚に待ったがかかった、なんていう例もあるのだとか。

自分は(それが)普通じゃないか、と思っていても、他の人からすると普通ではない可能性があるのです。
普通だと思っているのは自分だけである、あるいは自分の家族だけである、ということも十分あり得ます。

「そんなの常識」とよくきくけれど…

これもよくきく話ですが「そんなの常識でしょ」と言う人がいます。
ではその常識とは何であるのか?
特に親や上司など、比較的上(と思われる)の立場の人が使うイメージの言葉ですが、その常識とやらもこれまで育ってきた環境や価値観から生まれてくるもの。
もっといえば「その時代はそれが一般的にまかり通っていた」というだけに過ぎません。

それが今の自分の役に立つことがあるのかどうか?

今一度考えてみてください。
役に立つ = 自分のためになる、ということですよね。
ひょっとすると今の自分にはそぐわない話になるかもしれません。

自分ですべて決めていく!!

これまで何度も申し上げているように、自分の人生の最高責任者は自分です。
ですから自分で決めていく必要があります。
その情報を受け取るか受け取らないかも自分で決めなくてはなりません。
自分の役に立たないな、と思うなら受け取る必要はないのです。

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中には「せっかく親切で言ってやったのに! 」と機嫌を悪くする方もいますよね。
しかしたいていの場合教えてくれと頼んだわけではなく、勝手に自分の考えを押し付けようとしているだけだったりもします。

つまり他人に自分の人生を侵される危険性があったのを自ら回避したにすぎません。
入手した情報により自分の人生を変えていくのではなく、自分の人生をよりよいものにするために情報を使うのが正しいやり方である、と業界の方はお話しくださっています。
まっすぐ線を引く、という目的を達成するために定規を使う、というのと同じなのだそうです。

悲しい現実の中にいると感じるなら

今悲しい現実の中にいるとして、その悲しい現実のために自分が登場人物として配置されたのではない、ということに気づいてください。
自分の幸せのために、その悲しい現実を打破していく、変化させていく、そのために必要な情報を受け取るイメージです。

現実を見てイマイチだと感じるのではなく、イマイチだと感じるから現実がそうなってしまっているわけです。
引き寄せの法則という言葉が話題になって久しいですが、自分の将来は明るい、毎日が楽しい、あれもこれもワクワクすることばかりだと決めてしまえば、その後の流れもそうなっていくということ。

今がイマイチな占い師人生だな、と感じるなら、お客さまに恵まれて、自分の鑑定によりみんなが笑顔になる、みんな幸せになる、と設定していきましょう。