以前もお話したように、どうもみなさん「ない」に固執している部分があるようです。
この「ない」「ない」と連発する話についてはこれまでにもご紹介いたしました。
Q. 鑑定の時にお客さまからあれがない、これがないと、半分ぼやきなのかグチなのかわかりませんが、相談内容がだいぶネガティブです。どういうスタンスで対応するのがよいでしょうか。 まるで口ぐせのように「ない」「ない」を連発! どう[…]
そして占い師も、お客さまと同様「ない」にフォーカスしがちであるということ。
そしてそれを「仕方がない」「アタリマエ」だと思っていないでしょうか。
決してそんなことはないのです。
原因は何と「愛が失われていること」
業界の人の話によると「愛」が失われていくとそうなる、といいます。
もっと言うならば「自分の中の愛」がないと「外側」に愛を求めるようになります。
しかしながらそう都合よく外に求めたところで受け取ることができるとは限りません。
そのためにさらに外の、他の領域も含めて広く愛を探しに行くのです。
認められようとするのです。
にもかかわらずなかなか認めてもらえない、そのうち「自分はたいしたことのない存在だ」と考えるようになるのです。
こんなことありませんでしたか?
今どうもうまくいっていないよ、という方はたぶんこのループに陥っているのだ、という話なのです。
覚えがありませんか?
何回電話しても相手が出ない! とご立腹のお客さま。
LINEが未読スルー、既読スルーだと半狂乱寸前のお客さま。
何度SNSをあげてもお客さまからの反応がない! とがっくりきている占い師。
これ、全部外側(= 相手)に何かを求めていますよね。
そして「自分はやることをやっているのに! 」という気持ちをかかえたままになっています。
そうではなく「自分の中の愛」がたりないから外に求めるのだ、というのです。
自分はかけがえのない存在。
だからこそ大切にされるべきだ。
誰も自分の代わりにはならない。
だからこそ何よりも大切にされるべきだ。
この精神で、自分を大切に慈しんでいくことが自分の中の愛を育てる、と業界の先輩方はおっしゃっています。
しかしそうはいっても、ネガティブなお客さまも来るし、誰もほめてくれないし、とブツブツぼやくのはもうやめましょう。
秘技? 愛を育てる方法とは
実は簡単な「愛を育てる方法」があるのだそうです。
拍子抜けしそうなほど簡単なその方法とは、目に入るもの、気がついたものなど、とにかくすべてを肯定する、ということ。
朝目覚めたら「今日もいい朝がきたなー」
枕元にペットが寝ていたら「今日もぐっすり眠れてよかったですねー」
朝ごはんを見て「いつもにもまして美味しそう! 元気出るー!! 」
電車に乗って「あの人のワンピースおしゃれだなー! すごく似合ってる!! 」
散歩中の犬に出会ったら「今日もかわいいね! 」
とにかく肯定する!
ほめる!
というのを徹底するという方法だそうです。
これを続けていくと、気持ちのよい朝が来るのも、ごきげんな犬に遭遇するのも、決してアタリマエではない、ということがわかってくるといいます。
1日ひとつ、何かをほめてみよう
慣れないうちは1日1つでもかまわないので、何かを肯定してみましょう。
もちろん心の中でそっとつぶやくような形でもOK。
職場の同僚の洋服や髪型、アクセサリーでも、天気や電車の色(なぜか今日は珍しいカラーリングの電車だった、など)でも、たまたま通りかかった店先のお花でも、対象は問いません。
これを繰り返していくうちに運気も上がっていくのだといいますから、試してみないテはありませんね。
いろいろなことを肯定することができるようになったら、それに対して「ありがたいなー」と感謝の気持ちももってください。
そうするとさらに運気もあがっていくそうですよ。
ちなみに運気があがっていくと波動も変化するため、お客さまの質も変わっていくといいます。
ぜひお試しください。