人気占い師になるために勉強を続けているものの、なかなか結果が出ずに焦っている方もいるでしょう。占い師になるために何から始めればよいのか、そもそも資格が必要なのか、といった点も気になるはずです。
本記事では、占い師としての代表的な働き方、占い師になるための3つのルートを紹介します。これから占いの勉強を始める方、集客に苦労している方は、ぜひ参考にしてください。
占い師には、さまざまな働き方がある
占い師とひと口にいっても、鑑定する場所や鑑定結果の伝え方など、その働き方には多くの種類があります。自分の希望するスタイルに合わせて、複数の働き方を組み合わせる方も多いです。
ここでは代表的な占い師の働き方として、「対面占い」「電話占い」「メール占い」「チャット占い」の4つを紹介します。
対面占い
占いの館・商業施設の占いコーナーなどに待機して、相談者と直接やり取りしながら占う方法です。相談者の反応を見ながら、リアルタイムで鑑定やアドバイスを行ないます。
電話占い
電話の向こうにいる相談者に対して、遠隔で占う方法です。電話占いサービスに占い師として登録するか、個人サイト・スキル販売サイトを通して鑑定依頼を受けます。電話さえあれば働けるため、場所や時間の制約が少ないのがメリットです。
メール占い
相談者とメールでやり取りを行なう占い方法です。相談者のなかでも、口頭で直接話すのが苦手な方に人気があります。文章を書くのが得意な方、書くスピードが速い方におすすめの働き方です。
チャット占い
メール占いと同様に、文章で鑑定結果やアドバイスを伝える方法です。メールで長文を書くよりも、短い文章でテンポ良く返信したい方に向いています。
占い未経験の場合には、まずは勉強を
そもそも占いを始めたばかりの方は、実力をつけるところから始めましょう。一般的な勉強方法は、「占いの学校に通う」または「占い師に弟子入りする」のいずれかです。
なかには、独学で占いを勉強して、人気占い師になる方も存在します。しかし、独学で勉強する場合、途中でつまずいたときに質問する相手がいないため、挫折してしまう方が少なくありません。
基本的には、学校の先生やプロの占い師など、実力のある方に直接教えてもらうほうがスムーズです。学校に通う場合は、仲間同士で交流してモチベーションを高められる点、ライバルとして切磋琢磨できる点が大きなメリットになるでしょう。
占い師になるには?3つの基本ルートを紹介
ここからは、占い師になるための基本のルートを3つ紹介します。
もちろん1つのルートだけにこだわる必要はありません。複数のルートを同時進行しながら、着々と実力をつけていく方もいるため、自分にとって最適なルートを模索してみましょう。
スキル販売サイトを活用する
ココナラのようなスキル販売サイトであれば、誰でも占い師として気軽にデビューできます。ただし、スキル販売サイトで集客するためには、SNSや個人サイトでの宣伝活動が必要です。
スキル販売サイトに登録したら、まずは1件目の依頼者の評価が重要です。1件目でいきなり低評価が付くと、それ以降に挽回するのはかなり厳しくなります。地道な宣伝活動を続けて、実績と高評価を獲得していくことで、少しずつ稼げる金額が増えていくでしょう。
対面占いの求人に応募する
対面占いの仕事探しは、一般的な仕事探しと同じスタイルです。求人サイトで探すか、「占い求人」といったキーワードでインターネット検索をしてみましょう。
対面占いの求人では面接や実技試験が実施され、鑑定の実力はもちろん、その人のコミュニケーション能力や雰囲気もチェックされます。これを無事にクリアすれば、占い師として採用決定です。
これは俗に「オーディション」と呼ばれるものです。不安な方は、オーディション対策の講座を活用するのもよいでしょう。
電話占いサイトに登録する
電話占いサービスで働くルートとしては、「自分から直接アプローチする」「電話占いサイト側からスカウトされる」の2パターンがあります。最近はSNSなどから、ダイレクトメールを通してスカウトされるケースが急増中です。
電話占いサービスに登録するためには、審査をクリアしなくてはなりません。電話占い師の選考は非常に厳しいといわれており、書類選考で約半数が落とされる、というケースも多々あります。
しかし、採用率が低いということは、良質な電話占い師が多数在籍している、という意味でもあります。良質な電話占いサービスに登録できれば、人気占い師に一歩近づくことができるでしょう。
占い師になるのに資格は必要?
基本的には、占い師になるために特別な資格は必要ありません。そのため。実力の程度を問わず、誰でも今すぐに「占い師」と名乗ることが可能です。
資格は必要ないといいましたが、メンタル心理インストラクターなどのカウンセリング系の資格は取っておいて損はないでしょう。「依存させない占い師」を掲げる占い師の多くが、カウンセリング系の資格を保有しています。
ちなみに、「霊感がある」「オーラが見える」などの特別な力についても、占い師として必須ではありません。逆に、「霊感・霊視の占い師は応募不可」という条件設定の会社もあるほどです。
占い師に向いている方の特徴
占い師に向いている方には、以下のような特徴があります。占い師を目指そうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
相談に乗るのが得意な方
普段から友人によく相談される方、相談された相手に感謝されることが多い方は、占い師として活躍できる可能性が高いです。
「〇〇に悩みを相談したらスッキリした」「気持ちに寄り添ってもらえてうれしかった」などとよく言われる方は、占い師としての適性があります。
人生経験が豊富な方
苦境に立ち向かった経験、人との別れや悲しみを乗り越えた経験は、占い師としての活動に活きてきます。占い師という仕事は、人の心の痛みを知らないとできません。
人生経験が豊富で、さまざまな感情を知っている分だけ、人に対しても優しくなれるでしょう。
客観的な視点を持てる方
占いをするにあたって、占い師自身の感情や私見が邪魔になることがあります。
感情的で相手の気持ちに同調しやすい方よりは、客観的な視点を常に持てる方、第三者として冷静にアドバイスできる方のほうが、占い師には向いているでしょう。
聞き上手な方
鑑定に基づいたアドバイスも大切ですが、相談者の話をしっかりと聞くことも大切です。聞き上手な占い師には、「鑑定結果を知りたい」という相談者だけでなく、「ただ話を聞いてもらいたい」という方もたくさん集まります。
「あなたは十分に頑張っていますよ」「もっと自分をねぎらってあげていいんですよ」と伝えるだけでも、相談者の心はスッと軽くなります。
私見に寄りすぎたり、アドバイスを一方的に押し付けたりするのは避けましょう。ただひたすらに話を聞いてあげる時間も、ときには必要です。
まとめ
人気占い師になるために、まずは自分に合いそうな働き方や占い師になるルートをしっかり考えてみましょう。占い初心者の方は、まずは学校に通ったり弟子入りしたりして、実力をつけるところから始めてみてください。
占い師としてプラスの力を得たいなら、カウンセリング系の勉強をしてみるのもおすすめです。今回解説した内容を参考にしながら、困っている方の力になれるような、人気占い師を目指してみてください。