【占い1年生】占い業界・頻出用語集~卜術編~ (さ)

多くの”占いを始めたい”人からのリクエストにお応えしてスタートする「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、業界の方からの要望も多かった用語集をカテゴリー別にご紹介してまいります。
前回の用語集はこちらをご覧ください。

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目次

さ行

サイコロ占い(さいころうらない): ダイス占いともいう。
サイコロを使って占う占術。
ジオマンシー(土占い)などでも利用される。

算木(さんぎ): 卦(か/け)を表現するための木片。
四つの面がある6本の木片で、二面が陽爻、もう二面は陰爻。
これによりあらゆる角度から易の卦を見ていくことができる。

シャッフル: カードを混ぜ合わせること。
占いたい内容をカードに呼びかけたり、問うたりしながら、テーブルの上にカードを裏向きにして、円形に両手で混ぜ合わせる。

小アルカナ(しょうあるかな): アルカナとはラテン語で「秘儀」の意。
ヌーメラルカード(数札)はエースから10までの番号がついており、それに4枚のコートカード(宮廷カード)を加えた計14枚のカードが、それぞれ4つのスートにあるのでトータル56枚。

ジオマンシー: 土占いとも呼ばれる。
アラビア発祥の占いで、古くは地面に棒で点を打って占っていたことからこの名がついた。
現在は棒ではなく、さざれ石やダイスなどでも占う。
大地に根づいた占いであるため、堅実なこと、現実的なことに強いとされ、仕事や金運の鑑定時によく利用される。

スート: 小アルカナの計56枚を区分けする4種類がある。
それぞれワンド(棒)・カップ(杯)・ソード(剣)・ペンタクル(金貨)である。
宇宙の四元素に対応しているとされ、ワンドは火、カップは水、ソードは風、ペンタクルは地。

スプレッド: カードの結果を並べる方法。
展開法ともいう。
さまざまなスプレッドがあり、占う内容などにより適切なものを選ぶことが多い。
1枚引きから複数のカードを展開するものまであるため、習熟度によってチョイスすることもある。
ヘキサグラム、ケルト十字などが人気。

筮筒(ぜいとう): 筮竹(ぜいちく)を立てておく筒。
安定感のあるものが好まれる。

占的(せんてき):占う目的。
カード占いをはじめとする卜術ジャンルの占いでは、とりわけ重要とされ、しっかり占的をしぼることが的中率をあげるとされる。
あいまいな占的ではあいまいな答えしか出てこないという。

正位置(せいいち): アップライトとも呼ばれる。
カードの天地がまっすぐ絵柄の通りに出ている状態。
海外では正位置のみで解釈をすることが多いといわれる。

筮竹(ぜいちく): 易の卦を立てるのに使われる。
全部で50本あり、現在は竹製を使うことが多いという。

生命の樹(せいめいのき): セフィロトの樹とも呼ばれ、旧約聖書ではエデンの園の中央に植えられた樹。
カバラでは10のセフィラーと22のパスを体系化した図のことで、タロットとからめる占い師もいる。

セフィラー: もともとは「球」を意味するヘブライ語。
セフィロトの樹として図形化される。
なおセフィロトとはセフィラーの複数表現。
ケテル・コクマー・ビナー・ケセド・ゲブラー・ティファレト・ネツァク・ホド・イェソド・マルクトの10種類。

セフィロト: 10のセフィラーのこと。
セフィラーの複数表現。
セフィロトの樹(生命の樹)のこと。
森羅万象を示しており、すべてのものがこの10のセフィラーに分類されると考えられている。

セフィロトの樹(せふぃろとのき): 生命の樹とも呼ばれ、旧約聖書ではエデンの園の中央に植えられた樹。
カバラでは10のセフィラーと22のパスを体系化した図のことで、タロットとからめる占い師もいる。

ソード(剣): タロットの小アルカナの4つのスートのひとつ。
風に関連するスートで、攻撃や闘争の他、仕事などを象徴する。

※リクエストの多かった用語については、詳細な解説コラムとして独立していきます。
ご期待ください!