現役占い師が実際に使用している、おすすめしている本にスポットを当て、どんなものか紹介していくシリーズです。
今回は「ダウジングって何ですか?」を取り上げます。
対話形式でスイスイ読める!
ダウジングは占いでも超常現象でもない、という書き出しで始まる本書。
人気マンガ「ドラえもん」にも登場するダウジングでは、針金をL字型にしたものを使っていましたが、現代ではペンデュラムを使う方法がよく知られています。
しかし何となく怪しい、本当は無理やり動かしているんじゃないの、魔術なのではないか、というようなイメージがどうしてもついてまわってきたように思えます。
本書は日本ダウジング協会の加藤展生氏と作家の田口ランディ氏との対話が中心になっているため、難しいものという先入観を持たずにスイスイと読んでいくことができます。
ダウジングとは何か、というところからエネルギーを整える方法まで網羅されていますので、これからダウジングについて知っていこうと考えている方から、ある程度自己流でやってはいるけれど、さらにワンステップ学んでみたい、という方までおすすめできます。
失くしもの探しだけじゃない!
ところでダウジングでは失くしたものを見つけたり、YES-NOで判定したりすることがよく知られてはいますが、実はそれ以外にも使える方法があります。
多少中~上級的なテクニックが必要になることもあるかもしれませんが、何ごとも練習です。
当然はじめてのダウジングのやり方も紹介されていますので、自己流でやってきた方は今いちど復習されるとよさそう。
やはり正しく基礎を身につけていくことは重要ですよね。
本書では、ペンデュラムを使って自分の潜在意識に電話をかける、という表現が使われているのですが、潜在意識という目に見えない存在にアクセスするということを考えた時に、実にしっくり来る表現ではないでしょうか。
そしてどこに電話をかけるのか明確にすることが大切である、という話が出てきます。
自分の電話機で自分に電話をかければいい(=自分の潜在意識に電話をかける)という表現が腑に落ちるというご意見も多数あります。
またペンデュラムがうまく動かない人に対してのヒント、やり方についても解説がありますので、動いたり動かなかったりする場合は参考になるでしょう。
ちなみにエネルギー調整についても解説がありますが、現在ダウジングはエネルギーワークの一環であるとして、ワークショップや講座があちこちで開かれています。
エネルギーを扱うというのもダウジングの醍醐味のひとつとして注目が集まっており、チャクラの調整をしたり、不要なエネルギーを取り出す、必要なエネルギーを取り込むといったプログラムを学ぶことができるのだといいます。
本書で基礎的な部分を学んでおき、実践の場をそういったワークショップなどにするのもよいでしょう。
動かしてみることが大切!
どんな占いでもそうなのですが、数多くやってみることはとても大切なことであり、特にダウジングに関してはなるべくたくさん使っていくことでペンデュラムと仲良くなれる、と語る業界の方も多数おられます。
あまり分厚い本ではありませんし、先ほども述べたように対話形式ですすんでいきますから、あっという間に読み終えてしまうかもしれません。
あまりダウンジングに詳しくない方は、気になる項目だけ確認する形でもかまいません。
そこをしっかり身につけたら、さらに他の気になる項目へと発展させる形にすれば、無理なく学んでいくことができるでしょう。
なお占い関連の求人に応募する際のセカンド占術としてもダウジングは非常に便利。
タロットや西洋占星術と比較すると使える人が少なくなるので差別化もはかれますよ。
コチラで購入できます。