1枚引き、3枚引きの他、タロットなどではおなじみの、ヘキサグラムやケルト十字などのスプレッドでカードを展開して読む…というのがスタンダードなカード占い。
ですが、業界の方にきいてみるとそれ以外でも独特の使い方をされているようです。
ユニークな使い方もありますので、ご自身でとり入れたり鑑定に応用したりもできそうですね。
その1. ボトムカードを見てみる
ボトムカードとはカードの束の一番下にあるカードのことです。
通常カードで占う時には、シャッフルして何枚めを引くという方や、一番上からカードを展開する、というような、それぞれ決めたやり方でカードを選んでいくことが多いと思われますが、いつもではなくても、何となく質問の内容がいつになく気になる、といったイレギュラーな場合に、ボトムカードも見るという方がいらっしゃいました。
現状やテーマを指し示すカードであるとのことですから、エキストラカードとしてリーディングに含めるとよさそうですね。
その2. 節目節目で引いてみる
春分・夏至・秋分・冬至といった年4回パターンや、毎週月曜日、月の○日、新月の日(満月の日)など、区切りの時に引くことで流れを見る、というもの。
引く枚数はお好みですが、毎回同じ枚数にしているとのことです。
流れを見ることで、今後についての方向転換について考える余裕ができるため、じゃあこうしてみようかな、と感じることができるといいます。
毎日引くのは大変、という方にも好評なやり方です。
その3. イライラする時に引いてみる
ケンカしたり、職場で険悪な雰囲気に巻き込まれそうになったりして、何となくモヤモヤ、イライラするような時に引く、というご意見も。
もちろんどうしようもなく悲しくなってきた、何だか知らないけどムカついたなど、気分的にアップダウンが激しい時にもよさそうですね。
あれこれ考えずサッと1枚引くのがコツだそう。
じっくりながめて「ああ、そういうことですか」と何となく腑に落ちるのだとか。
その4. いろんなカードでオールスターズ
ひとつの質問に対して複数のカードから1枚ずつ引くという方法。
SNSでも時々見かけますね。
タロット・ルノルマン・オラクルカードなど別々のカードにしてもよいですし、タロットならタロット、オラクルカードならオラクルカードの中で違う種類を選ぶという形でもよいそう。
複数のカードを使っているのに、なぜか似たようなカードが出てくるため、納得しやすい、というご意見があります。
その5. 質問はせずに無の境地でカードを引く
カードリーディングのような卜術系の占いでは、質問内容をしっかり絞り込んで占うというのが鉄則になっていますが、そこをあえて何も質問せずにさっと引く、というお声があります。
無の境地で引くようなイメージでさっと1枚出す、とのことですが、雰囲気的にはその3に近い感じがいたします。
引くタイミングはいつでもよく、お昼休みであったり通勤電車の中であったり、場も選びません。
これにより今必要なメッセージが引き寄せられてくる、とのことです。
その6. タロットを分解して使う
大アルカナ・小アルカナのヌーメラルカード(数札)・小アルカナのコートカード(宮廷カード)の3つに分類して、それぞれから1枚ずつ引くというやり方があるそうです。
ヌーメラル: 現状
コートカード: キーパーソン
大アルカナ: 結論 / アドバイス
を表すとのことで、1枚ずつでも深く読めるというご意見も。
最近カードの展開がマンネリだな、と思う方にもおすすめなやり方ですね。
どの方法も新鮮に感じられます。
気になった方はぜひお試しください。