【ルノルマンカードレビュー】Lenormand Blue Owl Silver Edition

現役占い師が実際に使用しているルノルマンカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はLenormand Blue Owl Silver Editionを取り上げます。

世界中で愛されるカードの特別版!

世界中で最も人気のあるルノルマンカードのひとつがブルー・オウル。
特に欧米ではスタンダードなアイテムとなっていますが、こちらは数量限定の特別版だそうです。

残念ながら名前にシルバーとは入っているものの、シルバー加工はされていないとのこと。
マグネットでとまるしっかりしたボックスに入っていますのでプレゼントにされる方もいるといいます。

ルノルマンカードというと、トランプサイズのものが日本でも人気で主流になりつつありますが、こちらは少し大きいサイズなので、絵を大きく楽しみたい方やタロットのサイズに慣れている方に向いています。

今回タイトルにも使われているオウル(Owl)とはフクロウのこと。
もちろん12番のカード「鳥」にも今回はフクロウが登場していますよ。
メーカーはAGM社
有名メーカーの商品で安心感があります。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約7センチ×約11センチと、タロットのスタンダードサイズに近いサイズ感です。
裏面にもフクロウがあしらわれて、メタリック調の高級感があり正逆の区別がつく仕様ですが、基本的にルノルマンカードは正逆とりませんので特に問題はありません。

どんなカード?

カードは36種で、ごく標準的なルノルマンの構成ですね。
紳士・淑女のカードが1枚ずつしかありませんので、同性同士の相性を占いたい場合は他のカードを使うようにしましょう。

上部センターにトランプマーク、上部左側に通し番号が入る仕様。
トランプマークが比較的大きめになっているので、圧迫感があるというご意見もあります。
全体的に枠がある仕様であることも、そう感じられる理由なのかもしれません。

カード名の記載はありませんが、絵柄に関しては誰にでもわかるような明快さがあるので、ルノルマンを初めたばかりの初心者さんでも使っていけるでしょう。
絵柄も比較的明るいカラーリング。
幅広い年代の方に長くお使いいただけます

ただ付属の解説書はカラーで100ページ近いボリュームがあります。
しかも日本語解説書が付属していませんので、翻訳に苦労される方が多いようです。
幸いなことに、最近は翻訳ソフトの精度もあがり、以前よりは気軽に翻訳しながら読むことができるようになりましたので、これまで翻訳が面倒と考えていた方にも手を出しやすくなりました。
それでも一気に翻訳するのも大変ですので、はじめのうちは出たカードをひとつひとつ翻訳しながら理解していく、というやり方がベストなようです。

カードの大きさで好みがわかれる!?

まずはモチーフを見てリーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。

ルノルマンの醍醐味でもあるグランタブローをする時には少し大きいので、狭いスペースで鑑定しないといけない場合には不向きです。
カフェなどで鑑定をされる方でしたら、日本でメジャーなトランプサイズくらいのものの方がベター。
可能であれば実店舗でカードのサイズ感などを手にとってお確かめいただく方がよいかもしれません。

少ない枚数ながら、なかなかしっかりした回答を出してくれると評判のルノルマンカード。
これから使ってみようかな、とお考えの方はぜひチェックしてみてください。