多くの”占いを始めたい”人からのリクエストにお応えしてスタートする「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、業界の方からの要望も多かった用語集をカテゴリー別にご紹介してまいります。
前回の用語集はこちらをご覧ください。
多くの"占いを始めたい"人からのリクエストにお応えしてスタートする「占い1年生」シリーズ。今回はその中より、業界の方からの要望も多かった用語集をカテゴリー別にご紹介してまいります。 あ行 アスペクト: もともとは相(そう)とい[…]
さ行
サイン: 西洋占星術で使われる、黄道の12星座。
黄道を30度ずつにわけ、12の星座を振り分けてシンボルとした。
三刑(さんけい): 十二支を攻撃する関係。
輪刑(寅→巳・巳→申・申→寅)・朋刑(丑→戌・戌→未・未→丑)・互刑(子→卯・卯→子)の3種類。
特に互刑はもっとも凶のエネルギーが強くなるため注意が必要。
三合(さんごう): 十二支のうち特定の三支の結びつき。
三合会局(さんごうかいきょく)ともいい、四正(東西南北の方位の総称で、子: 北、卯: 東、午: 南、酉: 西)を中心に、亥・卯・未(三合木局)、寅・午・戌(三合火局)、巳・酉・丑(三合金局)、申・子・辰(三合水局)がある。
算命学(さんめいがく): 干支暦をもとにして人の運命を判断する占術のひとつ。
日本でも特に1970年代頃、ここから登場した「天中殺(てんちゅうさつ)」というワードが流行語となった。
12ハウス: 地球の天球を12分にしたもので、ホロスコープでは「室(しつ)」と言われることもある。
生まれた日と時刻の太陽の位置を基準に、ホロスコープを12の部屋にわけ構成要素として使用する。
四柱推命(しちゅうすいめい): 中国の代表的な占術のひとつ。
生年月日をベースとし、十干十二支の8字を4柱の柱に配して作る「命式」をもとに占う方法。
日本での四柱推命は、中国で用いられているものと解釈に差があるともいわれる。
十干(じっかん): 古代中国では時間・空間をあらわすのに使われていた。
五行の「木火土金水」が陰・陽それぞれにわかれたもの。
「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」の10種。
十天体(じってんたい): 西洋占星術に使われる太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星。
人生における基本的な傾向・長所・短所などをあらわすとされる。
柔軟宮(じゅうなんきゅう): 占星学上ではふたご座・おとめ座・いて座・うお座をさし、物事を変化させ、柔軟に環境に応じて対応できるが、迷いやすといった特徴があるという。
宿曜経(しゅくようきょう): 宿曜占星術のこと。
もとはインド占星術のナクシャトラといわれる。
正式には「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶日善悪宿曜経」(もんじゅしりぼさつしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくしゅくようきょう)というとても長い名前だそう。
出生図(しゅっせいず): 人が生まれたその瞬間の天体の配置図のこと。
ネイタル・チャートともいう。
順行(じゅんこう): 惑星が見かけ上、軌道を前進方向に行くように見えること。
女性宮(じょせいきゅう): 地の星座(おうし座・おとめ座・やぎ座)と水の星座(かに座・さそり座・うお座)が含まれ、受動的で内向的ととらえられている。
紫微斗数(しびとすう): 四柱推命とならび、中国の代表的な占術。
特に台湾などではメジャーな存在とされる。
生年月日を「太陰暦」を使って割り出し性格や運命を読み取っていく。
ちなみに紫微とは北極星のこと。
数秘術(すうひじゅつ): 数字を使った占術のこと。
別名数秘学。
生年月日・姓名などを使い運勢などを占う方法で、創始者はギリシャの著名な数学者のピタゴラスだといわれている。
スクエア: 2つの天体が90度のアスペクトを形成すること。
お互いに相手を無視しかかわろうとしないため、強い緊張感があるとされる。
0学占い(ぜろがく占い): 東洋の占いで使われる「空亡(くうぼう: 四柱推命で使われる言葉)」の考え方をベースにした占術。
昭和15年に御射山宇彦氏が確立したといわれ、生年月日から0星(ゼロスター)と支配星を割り出して占う。
節分(せつぶん): 季節の始まりの日といわれる立春・立夏・立秋・立冬の前日のこと。
特に立春の前日(2月3日前後)、旧暦の正月のことを指していわれることが多い。
豆をまき邪気を払う習慣で知られる。
西洋占星術(せいようせんせいじゅつ): 東洋もしは他の占星術と区別する意味合いで「西洋」とつけられている。
ホロスコープ(出生図)から、12のサイン(星座)・10の天体・12のハウスなどを組み合わせ、その人の性格や個性、今後の出来事などを予測する占星術のこと。
ソーラーリターン: 未来予測の手法のひとつ。
ソーラーとは太陽の意。
生まれた瞬間に太陽があった位置に、今の太陽がめぐってくる瞬間。
ソーラーリターン時のホロスコープでその人の1年間の状況を予測することができる。
た行
太陰暦(たいいんれき): 月の運行のみが基本となる暦。
陰暦とも呼ばれている。
月の公転周期(29.53日)を12回繰り返した354.36日が太陰暦での1年となっている。
太陽星座(たいようせいざ): 生まれた時に太陽があった星座。
一般的に「何座生まれ」というのは太陽星座のこと。
男性性、生涯のテーマなどを示すという。
太陽暦(たいようれき): 太陽の運行を基本とした暦。
新暦とも呼ばれている。
現在は世界各国で使用されているもので、1年が365日。
およそ4年に1度うるう年で調整が行われる。
男性宮(だんせいきゅう): 火の星座(おひつじ座・しし座・いて座)と風の星座(ふたご座・てんびん座・みずがめ座)が含まれ、能動的で外向的ととらえられている。
冲(ちゅう): 円形に配した十二支のうち真向かい(180度)に位置する関係。
十二支あるので6通りあり、子-午・丑-未・寅-申・卯-酉・辰-戌・巳-亥。
凶作用が強く、不調和や争いをもたらすとされている。
月星座(つきせいざ): 生まれた時に月があった星座。
太陽星座とはちがい、割り出すのに生まれた年や出生時刻が必要となる。
女性性や潜在意識を示すとされる。
ディセンダント: DSCと略して表記されることが多い。
太陽の通り道(黄道)と西の地平線とが交差する点のこと。
対角にあるのがアセンダント(ASC)。
天中殺(てんちゅうさつ): 十干と十二支を組み合わせた時にできる余りの二支。
戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑の6種類。
算命学ではこう呼ぶが、四柱推命では空亡(くうぼう)と呼ばれる。
特に1970年代には日本で流行語となった。
伝統的占星術(でんとうてきせんせいじゅつ): 古典占星術とも呼ばれる。
19世紀半ば以前の、ギリシャ・ローマ時代のヘレニズム占星術やルネサンス期の占星術も含まれる、膨大な範囲があるのが特徴。
20世紀になると現代占星術(モダン占星術)が台頭してきてメジャーな存在になりつつあったが、古典のよさが見直され、ふたたび人気が高まっている。
トリン/トライン: 2つの天体が120度のアスペクトを形成すること。
温和な協力関係が作られるが、トリン/トラインの多いホロスコープが多い場合、厳しい試練が起こった時にがんばれないことが多いともされる。
ドラゴン・テイル: サウス・ノード、降交点とも呼ばれる。
黄道と白道(月の見かけの通り道)が交差するところで、ドラゴン・ヘッドの真反対に位置する。
月が降りていくポイント。
ドラゴン・ヘッド: ノース・ノード、昇交点とも呼ばれる。
黄道と白道(月の見かけの通り道)が交差するところで、ドラゴン・テイルの真反対に位置する。
月がのぼっていくポイント。
トランジット: もともとは経過という意味合いで、任意の日時の天体配置を示すもの。
出生した時の天体配置(ホロスコープ)に対し、現在がどういった影響を及ぼしているのか判断する際に使用される。
※リクエストの多かった用語については、詳細な解説コラムとして独立していきます。
ご期待ください!