季節の変わり目に調子を崩しやすい、天気が崩れると頭痛がひどくなる、という方のお話はよくききます。
しかし特にそういう時でもなく、睡眠時間が短いなど思い当たる理由もないのに、何だか調子がよくないなあ、と感じる方がいるようです。
肉体面だけではなく、精神面にも不調を感じてしまい、仕事に行きたくない、誰にも会いたくない…というケースもあるとか。
いわゆる好転反応(よくなっていく過程で一時的に体調などが悪くなる)の一種である場合ももちろんあります。
一般的にヒーリングなどを受けた後に好転反応が出ることが多いのですが、ヒーリングを受けていなくともそうなってしまうのはなぜなのでしょう?
一番の原因は「エネルギー負け」
業界の先輩にお話をうかがうと、まわりのエネルギーがパワーアップしていく時期にさしかかってくると、当然その影響を受けていくけれども、そのエネルギーに負けてしまっている状態だと「調子が悪い」と感じることがあるのだそうです。
たとえば春分・夏至・秋分・冬至などが近くなるとエネルギーが強くなってくるので、近いタイミングで調子がよくなくなるということは、ご自身のエネルギーがダウンしていたり、不足してしまっているということ。
これに似たことが満月や新月の時期に起こる、という方もいます。
とりわけスーパームーンの頃などに、不調を強く感じる方がいるとききますね。
しかしいずれにせよ、エネルギー負けしている状態になってしまっているのはどうしてなのでしょうか?
エネルギーがダウンしてしまうことは決して悪いことではありません。
ダウンするということはむしろ「今は体を休めてほしい」「もっと自分をいたわってよ」というご自身からのサインであるととらえる必要があるでしょう。
身体や心の「SOS」を見逃さないで
人間どうしても好きなことややり遂げたいことに向き合うと、時間を忘れて集中してしまうものです。
ですが寝る間も惜しんでがんばるようなことが続けば、当然体に支障をきたします。
体にダメージがいけば、心にもその反動がいってしまうでしょう。
だからこそ、ご自身の中の奥の方から「救援信号」が発せられてしまうというわけです。
もしもし、何かご自身で大きくしょいこみすぎてはいませんか?
完璧なのもほどほどにお願いしますよ!
無理は禁物です!
というような心の叫びのようなものを感じることはないでしょうか?
もしそう感じるのであれば、素直にしたがってあげてください。
中でも副業占い師の方にいたっては、どうしても休息の時間が不足しがちです。
そのため専業で占い師をしている人たちよりも、こういった現象が起きやすいといえます。
占い師の仕事はシフトなど自由にできるのがひとつのウリでもあるわけですから、無理なスケジューリングをしないようにしてください。
お客さまを大切にしたい気持ちもわからなくはありませんが、まずご自身のケアがきちんとなされていなければ、他人のケアを余裕をもってすることなどできるはずがありません。
自分の中の糸がプッツリと切れてしまい、もう動けない…となってしまう前に、自分の体や心がイマイチだな、と感じるなら、ぜひしっかり休息してパワーチャージを行いましょう。
いやいや、今日どうしても片づけたいことがあるから、という方も、本当にそれは今日やらなければならないことなのか? と、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
なぜ今日でなければならないか?
誰かに手伝ってもらうことはできないのか?
手伝ってもらえないと感じるのはどうしてなのか?
こういったことを深く掘り下げていくタイミングかもしれません。
大丈夫、まだイケる! と感じていたとしても、ここでスローダウンするのが得策ですよ。