どうすればインスピレーションが高まる?
インスピレーションを高める方法はいろいろあるのですが、やはり数多くチャレンジする方が早く上達するようになるのは何であっても同じ。
仕事として占い師を目指したい、と考える方の中には、オラクルカードを使ってみたいなと思う方もいるでしょう。
ですがどうしても何となく難しい…と感じて手を出せないというお話も聞こえてきます。
オラクルカードをふだん使っている人は、解説書に頼らないで絵柄から読み解くということをごく自然にしているかもしれませんが、オラクルカードが苦手な人や、何をどう読めばいいのか、とどうしても頭で考えてしまいがちな人だと、上達しづらいなと感じていることもあるでしょう。
そんな時にぜひやっていただきたいのが「絵に名前をつける」ということ。
ひと口に「絵」といっても、世界の名画である必要はありません。
何げなく手に取った雑誌の特集に差し込まれた風景写真や、近所の幼稚園の壁に飾られた絵であってもよいのです。
タイトルがついているものについては、まずはタイトルを見ずに何が描かれているのかをじっくりと見ます。
次に何が一番自分の目に飛び込んできたのかを確認しましょう。
一番に目に飛び込んできたものは、自分の潜在意識が反応したところであるといえます。
一番に目に飛び込んできたもの = 今の自分に必要な情報、という考え方もあるそう。
そこからイメージを導き出してもいいし、その飛び込んできたものをそのままタイトルにしてみる、というのでもかまいません。
実際のタイトルとかけ離れた内容であっても大丈夫。
なぜなら描いている人(もしくは写真を撮った人)と違う人が見ているから。
同じものであっても、見る視点はひとりひとり違うので、見た人の数だけタイトルがあると考えてかまわないのです。
もちろんそこに「正解・不正解」は存在しません。
作者と同じタイトルでないから不正解、と考える人は、他の事柄についても限定的な考え方をしてしまいがち。
占いがうまくなりたい、と考えるのであれば、間口を広げて考えるようにしていきましょう。
だんだん見方が変わる!?
これができるようになると、タロットと向き合った時にも「あれ、ここにこんなマークあったかなあ」とか「こここんな色だったっけ? 」など、これまであまり気にしていなかった部分が見えるようになるのだそうです。
オラクルカードが読めない、と感じる人は、何でもないことだと思い、感じていることもスルーしてしまう傾向があるといいます。
ですのでカードでないものを見る時にも、ささいなことでかまわないので、目についたものを書き留めておくとよいのです。
勉強会で時折、1枚のカードを見て感じたところを言ってください、というようなお題を出された時、他の人と同じことを言うのも芸がないし、かといって他の人とまったくかけ離れたことを言うのも恥ずかしい…などと感じて口ごもってしまうことがある、という話をききます。
ですが、それは先ほどの「正解・不正解」に引っかかってくるところでもあるのです。
100人同じカードを見ても、100通りの解釈があると心得て、ビクビクせずに練習していきましょう。
タイトルのよしあしは気にしない!
センスのないタイトルではないか、と気にする必要もありません。
センスがないなと感じたら、これからセンスを磨いていけばよいだけのこと。
まずは自分が感じたことをストレートにタイトルにしてみるだけでよいのです。
カッコいいタイトルをつけよう! と意気込む必要もありません。
慣れてくれば自然に洗練されたタイトルがつけられるようになるのですから。
ですので、いろんな絵をどんどん見て感じたことをタイトルにする練習をしてみましょう。
後から見直した時に「あれ、何でこんなタイトルをつけたのだろう? ○○ってした方がよさそうなのに」と感じるなら、それは経験値を積んだからです。
違う視点からもとらえることができるようになった証拠。
こういったトレーニングを続けながら、カードに親しんでいくと早く仲良くなれることでしょう。
カード占いがどうもイマイチ、と感じる方はお試しくださいね。