「願いが叶う」メカニズム~具体的にはどうすればよいのか~

何かうまくいっていないなあ、とお悩みになっている方がおられる一方で、何だかんだいいつつも思い通りの人生を送っているように見える、あるいは昔からの願いを叶えた、という方がおられます。
この違いはいったいどこにあるのでしょうか?

前回は願いが叶いやすい人の特徴についてご紹介しました。

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理由をつけずに「行動につなげる」のがカギ!

たとえば「彼氏が欲しい」と考えている人がいるとします。
彼氏をゲットするためには、当然まず知り合わなければ話になりませんから、彼氏候補になりうる男性が集まりそうな場所に行く合コンや婚活パーティーに参加するマッチングアプリに登録する友人に誰かいい人いないかときいてみる、といった行動を自ら起こしてみる、ということですね。

「合コン行っていいのがいなかったらイヤだし」
「マッチングアプリって何だか怖いからやめとこう」

といった後ろ向きの理由をつけて「やらない」のは、叶うチャンスを逃してしまいやすいわけです。

そもそもいい人がいるかどうかは行ってみなければわかりません。
また「いい人」とはどんな人であるのか?
「いい人」の範疇がとんでもなく狭くなっている可能性もあります。

今までと違うタイプの人と話してみたら、意外に気が合うことがわかった、ということもあるかもしれないのです。

「やらない理由」を言い訳にしていないか?

このように、自分の目標に対し何らかの「できない」「無理」という制限がチラ見えすることがあります。
どうやらこの制限が叶いにくくする一因のよう。

前回ご紹介したような「無邪気な人」や「後先考えない人」にはこれがほぼ皆無です。
シンプルに「これが欲しい」というのを強く持っていて、それ以外の要因については、どうも意識していないようなのですね。

しかし多くの人は金銭的な不安や、自分へのイメージダウンなどを必要以上に気にしてそもそもの望みがぼやけてしまい、

欲しいもの < お金の心配
欲しいもの < まわりからのイメージ

になり、いうなればこの「二次的に出てきた不安や心配要素」が一番の関心事になってしまって、そっちがメインのお願い扱いされてしまっているのではないでしょうか。

お金がない、が口癖になってしまっている人はお金がない状態が長く続いてしまい、彼氏ができない、と強く悩んでしまうと彼氏ができないという状態を引き寄せてしまうということです。
これは実にゆゆしき問題。

段階を踏みながら変化を見逃さない!

物事には段階がありますから、「○○したい」がすぐに叶えられるものではなく、段階を踏まないとならないケースでは、その目標にいたるまでにいくつかの分岐点・通過点が出てきます。
その節目節目に出てくる変化を、気のせいとしてスルーしてしまうか、何かのサインだ、ととらえて行動に変化を持たせるかによっても差が出てくるといいます。

なおこの「段階」が何段階あるのかもまちまちでしょうから、段階として提示されているとしても「こんなの何の関係もないじゃないか」と全否定してしまったり、あるいは「何でこんなことが起こっているのかなあ」と考え込みすぎてしまって、肝心の行動につながらず立ち止まった形になってしまうこともあるかもしれません。

不安を感じても前にすすんでみる!

先ほども申し上げたように「自ら行動する」ことが大きなポイントになっているので、ひとまず不安材料は横においておき、まずは目標に向け進んでみることが重要でしょう。
ただ考えるだけでは結局回答につながらないのです。
いたずらに時間が過ぎていくだけになってしまいます。

今何か行動を起こすタイミング(段階)がきている、として「行動を起こす」か「行動を起こさない」かを決める、のであればOKです。
問題なのは決めることなく、ただどうしようか迷うだけで何もしないままになってしまう、ということ。

「行動を起こさない」を選択した場合でも、また別の形で次の段階への足がかりが目の前に出てくることでしょう。
その時にまたどうするか決定すればよいのです。
「何のためにその行動をするのか」ということを意識するのではなく「とりあえずまずはやってみよう」の精神でいるとよいようです。
「素直な人」はあれこれ考えず「これやってみたい」で飛びついているのですから。

次回は今度こそ願いを叶える方向に行くためのヒントをさぐってまいります。