新しい縁結びと縁切りの活用方法~足かせを断ち切る~

縁結びや縁切りというと、男女関係をイメージされる方が多いかもしれませんが、実は少し変わった利用の仕方があることをご存知でしょうか。

たとえば京都の安井金比羅宮のように、悪縁を切って良縁を結ぶ、というような流れのものはこれまでもありましたが、多くのそれは人間関係(= 人間対人間)によるものが多かったようです。
しかし悪縁とは必ずしも人に対するものではなく、最近では他のジャンルについての縁切りにも積極的に利用されているという流れがあるそうです。

前回までの記事はコチラです。

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やりたいことをやりたい、でも…

とりわけ理想の企業に就職したい、という方は、この景気状況もあいまって安定志向になっていることもあり、急激に増大しています。

そして昨今のスピリチュアル業界でも「自分の本当の望みは自分の中にある」「自分は自分、他人は他人」というような考え方が浸透しつつあることもあってか、会社から言われたことをイヤイヤやるよりも、自分のやりたいこと、挑戦したいことにシフトされる方が増えてきているようです。
ですがその一方で、自分の仕事をきちんと引き継いでくれる人がいるのだろうか、とか、まわりから何か言われるんじゃないか、あるいは実際自分がよその会社でつとめていけるだけの能力があるのだろうか、といった心配、不安感でいっぱいになってしまっている場合もあるでしょう。
占い師としてこういった相談を受けたことがある方もおられるのではないでしょうか。

しかし結局そういったネガティブな気持ちが足かせのようになってしまい、転職に向けてすすめなくなってしまうのではもったいない話ですよね。
前回までの記事にあったように、こういった不安感に支配され、執着のような状態になってしまうことも「悪縁」といってよいでしょう。
こういった感情も一緒にそぎ落としてしまってはいかがですか? とお客さまに提案してみましょう。

決意表明が重要!

ただしたとえば人間関係に疲れて転職をしよう、という時であっても、

「私をいじめた××とかかわりたくないのでさっさと消えてほしい、新しい職場にうつりたい」

などと考えないよう、お客さまにお話をしてください。
むしろいろいろと世話になりありがたかったけど、次のステージにすすんでいきます、という決意を表明した方が、神さまも後押ししやすくなるのではないでしょうか。

時の流れや、向かっていく方向性などにより、人間関係も変化していきます。
その過程で仕事関係が引っかかってくる可能性もゼロではありません。
どうしてもご自身がその業界で、その会社でやっていきたい、そのためには泥水をすすってでもがんばる、という覚悟があるなら残ることもアリです。
しかしご自身の意思とは関係のないところで、つらさを感じておられるのであれば、よくないものを断ち切って先へ進むことは決して悪ではありません

○自分の仕事のジャマをしてくる同僚や上司と縁を切る!
○自分をつらい目にあわせる人間のいる職場と縁を切る!
○ここを辞めたら行くところがないかも、などの不安感と縁を切る!

足かせを断ち切るのは「前に進むために必要なプロセス」です。
まだ次の目的地がはっきりしない、というお客さまならば、まず断ち切る方に専念してもらいましょう。
断ち切って心の余裕ができてはじめて、次の方向性が見えることもあるのですから。