引けば引くほど仲良くなれる! 1枚引きのススメ

タロットカードでも、オラクルカードでも、ルノルマンカードでも、実は引けば引くほど確実に上達します。
だからといって、毎回スプレッドを本を見ながら並べるというのも面倒だなァ、と考え込んでしまうそこのみなさん!
何てことはありません、実は1枚引きで十分なのです。

気軽にできそうに思えますが…

実際業界の人の談話によると、枚数が少ないほど難易度はあがるそうです。
当然複数枚展開する方が話の流れができ、何を言わんとしているのかはより理解しやすくなります。
しかし1枚となると、その1枚からいろいろな情報を読み取らなければなりません
そのためある程度直感力がない人の場合、どうしても敬遠しがちです。

自信がない方なら、まずはオラクルカードかルノルマンカードで練習していきましょう。
初心者さんであれば、メッセージやカード名が日本語になっているものを選ぶとより安心ですね。

引くだけで終わりにしない!

一番大切なことはその結果を必ず記録しておくこと。
どんな質問をして、どんなカードが出て、そこから何と判断したのか。
これをコツコツ続けていくことにより、後でフィードバックした時、前も同じカードが出たなという時、どうリーディングが変化したのかを探っていくことが可能に。
自分の成長についてもうかがい知ることができるようになるのです。
オラクルカードジャーナルのような、記録用の本をわざわざ買わなくても、ノートに書いていけば問題ありません。

1枚で何を占うのか?

ではどんな質問をするのが適切なのでしょうか。
もちろん今自分が知りたいことをストレートに投げかけるのが最適です。
しかしながら、特にオラクルカードにおいては、「はい」「いいえ」で答えられるものではないことをたずねる、というのが基本。
◯×に対するアドバイスをください、という形もおすすめです。
「△■で行き詰まってしまいましたが、打開するためのヒントをください」などのように、あくまで自分の方向性をベースに質問をするのがコツです。
「これから◯◯についてはどうなりますか」ではなく「◯◯について改善するためにわたしは何をするのが適切ですか」というように、必ず主語が自分になるようにするのです。
その場にいない人に対してはアドバイスの必要がありませんから「彼(彼女)に対するアドバイスを…」という質問はしないことです。

とはいえ、他人のことも気になります…

どうしても他人を登場させたい場合「△△さんを応援するために、自分はどういうスタンスでいるのがよいですか」という形であればOKです。
あくまで主語が自分になるように設定していくことを意識してください。

特に占いたいことがない場合はどうする?

特にききたいことが思い浮かばない、という方は今の自分に必要なメッセージをもらうようにしてみましょう。

またカード選びに迷ったら、こんな観点からも選んでみては。

● 枚数が多すぎないものを選ぶ (オラクルカード: 44枚が標準・ルノルマンカード: 36枚が標準)
● 日本語の解説書つきカードを使う(オラクルカードに多い)
● 日本語の解説本(タロットに多い)が別に存在しているなら補助的に使う
● 恋愛など特定ジャンル向けのものではなく、万能に使えるタイプのオラクルカードにする(天使や月相ものが人気)
● 自分がいいなと思う絵柄のカードを選ぶ (特に重要)

1枚引いたらまずはカードをながめてみてください。
日本語のメッセージのカードを使っている方は、メッセージも見てみましょう。
それがズバリの回答になっていることもありますし、そこから連想していくと答えにたどりつくこともあるかもしれません。

他にはどこに注目して読むのがいい?

絵柄にも注目し、ヒントになっているものがないか見てみます。
たとえば月のカードが出てきたなら、夜にアクションを起こしてみる、カードの画像と同じ形の月の日(三日月なら三日月の日、満月なら満月の日など)に連絡をしてみる、バーの窓から月が見える写真だから、窓ぎわの席で酒を飲みながら…というように、気づいたこともどんどん記録していきます。
そのあとに解説書の類を見るようにしましょう。

解説書の説明と自分が感じたことが違っていてもかまいません。
同じ絵を見ても気になるポイントがみんな違うのと同じです。
どの解釈が正解で、どれが不正解ということはありません
まずは自分がどう感じたのか、を大切にしましょう。

解説書は関係ない?

その上で解説書の内容をプラスアルファしていきます。
もしかするとその解説書の内容は「今自分が気づいていないこと」かもしれないのです。
メッセージが抽象的すぎてあまりピンとこない時は「わかりづらいのでもう少しわかりやすく教えてください」と言ってもう1枚引いてみます
それらも加味して、最終的な結果を導き出しましょう。

最初はそんなにたくさん書くことができないかもしれませんが、気にせずやっていってください。
まずは週1日からでもOK。
余裕ができたら回数を増やすくらいの気持ちで地道に続けることが大切なポイントといえるでしょう。