オラクルカードの派生形にはどんなものがあるの

※シルバーあさみ氏・シルバーメッセージカード

オラクルカードの中にもいろいろある!?

オラクルカードというと、一般的には天使や神さまなどの高次の存在からメッセージをもらう、というものをイメージしますね。
しかし実はオラクルカードというグループには入っているものの、そういうニュアンスではないカードもあるのです。
占いの仕事をしていく時に、必要に応じて使っていくと重宝しますよ。
これから占い関連の求人に応募しようと考えているなら実技試験もあるはずなので、その最後をしめくくる1枚用に使うのもおすすめです。

アファーメーションカード

アファーメーション、つまり肯定的な宣言をベースにしているカードです。
「私は…」で始まる文言が多く使われていて、肯定的な言葉を繰り返すことにより、ポジティブな方に向かおうという考え方がベースになっています。
いわゆる「引き寄せの法則」もこれに基づいているとされます。

日本でも「ウルティメイトフォーチュンパワーカード」や「リーチングハピネスオラクルカード」のヒットにより、アファーメーションがずいぶん浸透してきたように感じます。
人の出方をうかがったり、何かあると人のせいにする、いわゆる「他人軸」の方には響かない部分もありますが、昨今では「自分の本当の望みは自分の中にある」「ほしいものは誰かをあてにせず自分の手でつかむ」というのが、占い業界でもメジャーになりつつあります。
今までと何も変わっていないな、と感じるのであれば、ひとつ手にとって試してみてはいかがでしょう。

内省のカード

自分の内側に意識を向け、自分と向き合うヒントを得るカードです。
これまでに起こったことを俯瞰するイメージでとらえていきます。
つまり客観視するということ。
そこから自分を見つめ直していきましょうね、という流れになります。

内省のカード自体、実は日本ではまだあまりスタンダードにはなっていませんが、海外では多く見られます。
内省(Reflection)の助けになるカードとして、最近話題になっているのが、その名もズバリ「REFLECTION」。
カード表面にさまざまな文章が書かれていて、パッと見は先ほどのアファーメーションカードに近い感じがするかもしれません。

日本では何かあると自分のせいだと、自分を「責める」傾向も強いですが、内省とは責めることではなく見つめ直すこと
善悪でジャッジするのともまた違います。
一歩上をいきたい方におすすめです。

ヒーリングカード

月相のカードに代表されますが、癒やしを主眼においたものです。
一般的なオラクルカードもやさしい内容が多いのですが、中には「ザ・マップオラクルカード」のように厳しめの内容のものも入ってきます。
そう考えると「癒やし」をテーマにするということは、使う人にやさしく寄り添うものと考えられるでしょう。

もちろん心だけではなく体をいたわる内容のものもあります。
そして多くの場合、絵柄が全部違っていたりもしますね。
どんなところに癒やしが必要なのか、考えながら選んでみてくださいね。
最近では宇宙とつながれる「ユニバースハズユアバックカード」にふたたび注目が集まったようです。
ハイヤーセルフ(高次元の自己)に関心がある方にも人気のよう。

文字量が多く、また翻訳の手間があるものもありますので中級者以上向けかもしれませんが、占い師として1ランク上を目指すなら自分に合うものをひとつ持っていると便利ですよ。